生き方

夢へとつづく道

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マナブ
マナブ
ハーカセー!
ハカセ
ハカセ
おぉマナブか。今日はいつもに増して元気いっぱいじゃな。
どうしたんじゃ?
マナブ
マナブ
ハカセ聞いてー!
今日学校で“将来の夢”ていうテーマの作文があったんだけど、ハカセがこないだ教えてくれた“ビジョン”て言葉使ったら「よくこんな言葉知ってるね!凄いじゃない」て先生に褒められちゃったんだ!
ハカセ
ハカセ
そうじゃったのか。そんなところで役に立つとはな。
わしはマナブがちゃんと覚えてくれておることのほうがうれしいよ。
マナブ
マナブ
もちろんだよ!
(だってピジョンと似てたから)

今日はなにやるの?

ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
今日はライフプラン”についてやろうか。
いまマナブが話してくれた夢の話にも通じるところじゃ。
マナブ
マナブ
あ!それ前にちょっと話してたやつでしょ?
人生の目的は幸せに生きること 人生の目的とは “幸せに生きる”という目的 ...
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃ。
幸せに生きるためにも夢を叶えるためにも欠かせないものじゃ。

それじゃ始めようか!

マナブ
マナブ
うん!

ライフプランとは

ハカセ
ハカセ
まずはおさらいをしておこう。
ライフプランとはなんじゃったかの?

ライフプランってなに?

マナブ
マナブ
わかるよ!
ライフプランって“夢という目的地までのルート”でしょ?
ハカセ
ハカセ
うむ、そのとおりじゃな。
マナブ
マナブ
へへん!
ハカセ
ハカセ
ライフプランは日本語にすると“人生設計”“人生計画”じゃ。

何歳のとき、何をして、どういう自分になっているのか。
自分自身の人生の計画を立てるんじゃ。

わしは“夢という目的地までのルート”と考えておる。

人生の目的は幸せに生きること 人生の目的とは “幸せに生きる”という目的 ...
ハカセ
ハカセ
今日はここからじゃ。
ライフプランはなんのために必要かわかるかの?

ライフプランはなんのために必要なの?

マナブ
マナブ
ライフプランは“夢を叶えやすくする”んじゃなかったっけ?
たしかそれもハカセちらっと言ってたよ!
ハカセ
ハカセ
ほぉこりゃたまげた。よく覚えておるな。

そうなんじゃよ。
どういう現在地から夢までどういう道すじを描くかが大事じゃからな。

マナブ
マナブ
えーそんなのカンタンだよ。
いちばん早くゴールにたどり着ける道でしょ?
ハカセ
ハカセ
そうじゃろうか?
たとえば山のてっぺんに行きたいときに目の前のがけをよじ登るより、回り道でもゆるやかな坂道を進んだほうがたどり着けると思わんかの?
マナブ
マナブ
あ。。。ほんとだ。。。
ハカセ
ハカセ
かといってゆるやかすぎたらいつまで経ってもたどり着かんのじゃ。
じゃから急すぎずゆるやかすぎないちょうどいい道を選ぶ必要があるんじゃよ。
マナブ
マナブ
なるほど。
ハカセ
ハカセ
大事なのは行動じゃ。
行動だけが夢に近づく唯一の方法じゃからな。

じゃがそれと同じくらい準備が大事なんじゃ。

マナブ
マナブ
準備?
ハカセ
ハカセ
前に話したリフティングのたとえをしたのをおぼえておるかの?

いくらがんばっても正しい努力をしないと夢には近づかんのじゃよ。
しっかり夢に近づいていけるようにライフプランを立てておくんじゃ。

つまり、ライフプランという計画は
“正しい努力をするための準備”
なんじゃよ。

マナブ
マナブ
そういうことなんだ!
ライフプランって大事なものなんだね!

ライフプランの作り方

マナブ
マナブ
ライフプランかぁー
でもどうやって作るのかぜんぜんイメージ湧かないや。
どんなふうに作ればいいの?

ライフプランはどんなふうに作るの?

ハカセ
ハカセ
イメージするというのはとても大切なことじゃ。

ライフプランの作り方のイメージは
一言で言うなら
“ゴールは心で、過程は頭で描く”
ということじゃ。

マナブ
マナブ
ゴールは心で、過程は頭で。。。
ハカセ
ハカセ
自分の人生の“ゴール”は
「自分がどうなりたいか」という夢や理想像じゃろう?

いうなれば
“自分の心が求める自分のイメージ”じゃ。

大事なのは自分がワクワクできるかどうかなんじゃよ。

マナブ
マナブ
ワクワクできるかどうか。。。?
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。

じゃからゴールは頭で考えるんじゃなく、
自分の心の声に耳を傾けて
「自分は何をしていたいのか」
「どんな自分になりたいのか」
「どうありたいのか」

と“自分の心が求める自分のイメージ”を感じ取るんじゃ。

マナブ
マナブ
ゴールは自分の心に聞けばいいんだね!

さっき言ってた“過程は頭で”ていうのは?

ハカセ
ハカセ
“過程は頭で”というのは、“ゴールから逆算する”ということじゃな。
マナブ
マナブ
ゴールから逆算。。。
それ覚えてるよ!前にも言ってたやつだよね!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。“夢の叶え方”というテーマのときじゃ。
夢を叶えるたったひとつの方法 夢を叶えるたったひとつの方法 ...
マナブ
マナブ
“逆算”ってなんなのか気になってきちゃった!
どういうことやればいいの?
ハカセ
ハカセ
“逆算”というのはじゃな、ゴールから順番にやるべきことを決めていくことじゃ。
ハカセ
ハカセ
ゴールを目指すためにはまず、ゴールと現在地のあいだに“目標”という道しるべを立てるんじゃ。
このときに“逆算”の場合は、ゴールに近いほうから現在地に向かって目標を決めていくということなんじゃ。

いってみれば、ゴールにつながる階段をゴールのほうから作るようなイメージじゃな。

マナブ
マナブ
ゴールのほうから??
ハカセ
ハカセ
ああ、そうじゃ。

1段の階段の高さが
1つの目標を達成するためにやるべきこと
1段の階段の奥行きが
1つの目標の達成の期限
じゃ。

「この年齢までにこうなっていたい」というのが決まったら、そのゴールにたどり着くためにはいつまでに何をやるべきなのか
頭を使ってその答えを導き出すんじゃよ。

時間は無限にあるわけじゃないじゃろう?

マナブ
マナブ
あ。。。!
人生のタイムリミット!!
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃ。

ゴールから決めていくことで
「1段の階段の高さをもっと高くしないとこのままじゃゴールにたどり着かない!」
「1段の階段の奥行きをもっとせまくないと間に合わない!」

と気づけるんじゃ。

マナブ
マナブ
“逆算”って大事なんだね!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。

まとめるとじゃな、
ワクワクするゴールを心から感じ取ったら、
そのゴールにつながる階段を頭で考える
ということなんじゃ。

マナブ
マナブ
ワクワクできるゴールを心で描いて、ゴールに行ける階段を頭で描く、てことなんだね!
ハカセ
ハカセ
そういうことじゃ。
マナブ
マナブ
でもさ、なんでライフプランがあれば夢は叶うのに世の中に夢を叶えられてる人って少なくない?
ライフプランがあっても失敗しちゃうこともある、てこと?

ライフプランがあるのに失敗、とならないためには?

ハカセ
ハカセ
ちゃんとライフプランを立てられておらんか、
立ててもそれをやり遂げることができなかったか、

おそらくこのどちらかじゃろうな。
マナブ
マナブ
ちゃんと立ててなかったのと、ちゃんとやらなかったの、てこと?
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
まあ要するにライフプラン自体に原因があるか、自分自身に原因があるかじゃ。

ライフプラン自体に原因がある場合は、さっき言った急すぎて登れない坂道みたいな無茶な計画を立ててしまっておるようなケースじゃ。

自分自身に原因がある場合は、く手はばむ障害や横道にれたくなる誘惑に負けてやり通せなかったケースじゃろう。
こっちのほうが多いのかもしれんの。

マナブ
マナブ
えぇ〜そんな〜。。。
なんかいい方法ないの??
ハカセ
ハカセ
一つ目のライフプランの原因のケースじゃが、ライフプランの立て方にはわしのおすすめのやり方がある。
あとで説明しよう。

二つ目の自分自身の原因のケース、問題はこっちのほうじゃ。

マナブ
マナブ
そう!そっち気になる!自分に原因があるって。。
なんでそうなっちゃうの?
ハカセ
ハカセ
夢を叶える道の途中には想定外のハードルや落とし穴や誘惑なんかがある
どれもライフプランにはないものじゃ。

すべてが計画どおりにいくというわけではないんじゃ。

自分が初めて実践することじゃとなおさらじゃな。
ほぼ100%そういった想定外のことが起こるじゃろう。

マナブ
マナブ
ひぇ〜〜そうなんだ。。
ハカセ
ハカセ
予定はあくまで予定、計画はあくまで計画じゃ。

そういう想定外の壁にぶつかったとき、それに負けずにやり抜けるかどうか。
それが夢を叶えられるかどうかに大きく関わるんじゃ。

マナブ
マナブ
そんなこと言ったって〜。。なんかいい方法ないの?
ハカセ
ハカセ
情熱というものが解決してくれるとわしは考えておる。

情熱は熱い気持ちのこと。
ある物事に向かう燃えるような気持ちや感情じゃな。

マナブ
マナブ
燃えるような気持ちかー。
情熱があれば負けずにちゃんと続けられるってこと?
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。
情熱というものにはものすごいパワーがあるんじゃ。

いってみれば、情熱は“強い意欲じゃ。
強い意思と強い欲求が合わさったもの
それが情熱なんじゃ。

マナブ
マナブ
情熱は。。。
強い意思と強い欲求。。?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。

たとえ話があったほうがわかりやすいじゃろう。
じゃあマナブの大好きな大好きな“勉強”にたとえてみよう。

マナブ
マナブ
ハカセのいじわる!
ぼく勉強なんて好きなわけないじゃん!知ってるくせにもう!
ハカセ
ハカセ
そうじゃったな。すまんすまん。

じゃがこのたとえ話に必要じゃから改めて聞きたいんじゃ。
どうしてマナブは勉強が好きじゃないんじゃろう?

マナブ
マナブ
どうしてって。。。楽しくないもん!
勉強が好きな人のほうがめずらしいでしょ。
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
子どもたちが勉強嫌いな理由
それは“やらされ感”があるからじゃとわしは思うんじゃ。

自分の好きなゲームやアニメのことについてなら自分で調べたりはするじゃろう?

マナブ
マナブ
そりゃそうだけど。。。
それ勉強って言わなくない?
ハカセ
ハカセ
知識を得るという意味じゃおんなじじゃよ。

ゲームは自ら進んで知識を得る
でも勉強は“やらされ感”で知識を得る

このちがいはなんじゃろう?

マナブ
マナブ
わかった!“好きかどうか”でしょ?
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃ。
“好き”というのは心や本能が求めておる状態。
そのためなら自然とがんばれるんじゃ。

もう一つあるんじゃがわかるじゃろうか?

マナブ
マナブ
えーなんだろ!

うーんと、うーんと。。。
だめだ、ちっともわかんないや。ギブ〜。
ねぇ答えは??

ハカセ
ハカセ
答えは、自分にとって“必要かどうか”じゃ。
マナブ
マナブ
“必要かどうか”?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。もう少し具体的にいうと、
「こうしたい」
「こうなりたい」
という自分の目指す理想の状態や自分の夢を実現するために、自分が「これは必要なもの」と思えておるかどうか、じゃな。

必要と思っていればがんばれるし、
必要と思っていなければがんばれない
そういうものなんじゃよ。

マナブ
マナブ
そう言われればそうかも!
だってゲームで「絶対ここクリアしたい!」てなったらいっぱい聞いたり調べたりするからさ!
ハカセ
ハカセ
そうじゃろう?

実は人間の脳はそういうふうにできておるんじゃ。
これは覚えなくていいんじゃが、脳のRASラスという機能があって、自分にとって必要な情報を無意識に集めてくれるんじゃよ。

つまり、目標を設定するとその目標に近づくための情報がおのずと集まる、ということじゃな。

じゃからどうしてもクリアしたいゲームがある場合、そのゲームのクリアのためにそれに関するアンテナが敏感になって、スマホを見てても何をしててもそのゲームの情報が無意識に目に留まるんじゃよ。

マナブ
マナブ
そうなんだ。
ハカセ
ハカセ
つまりじゃな、
自分の“好きなもの”自分の理想像に近づくために“必要なもの”
この2つがあれば情熱を注いでがんばれるんじゃ。

これをうまく活かすんじゃ。

マナブ
マナブ
そうなんだ。
でもうまく活かすってどうやって?

好きなことは夢とごほうびに分ける

ハカセ
ハカセ
自己分析で知りたいことの中に“好きなこと”が入っておったじゃろう?
覚えておるかの?
マナブ
マナブ
うん覚えてるよ!

あ。。。そういやハカセ言ってた!
“好きなこと”が入ってる理由は“ライフプラン”の話の時に話すって。
それが今日なんだね!

ハカセ
ハカセ
そうなんじゃよ。
マナブ
マナブ
あれ、でもハカセさ、「夢は好きなことを仕事にするんじゃなくて得意なことに仕事にするほうがいい」て言ってたよね!
てことは“好きなこと”は仕事、てわけじゃないんだよね?
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃ。

この前伝えたわしの結論、
好きなこと”と“得意なこと”の使い分け方じゃが、
“好きなこと”は自分の心を豊かにするものじゃから、自分のために使う
“得意なこと”は新しい価値を生み出すものじゃから、人のために使う
というのは変わっておらんからの。

マナブ
マナブ
じゃあどうするの?
ハカセ
ハカセ
“好きなこと”は“夢”と“ごほうび”に分ける
というのがいいと思っておる。
マナブ
マナブ
好きなことを。。。
“夢”と“ごほうび”に分ける?どゆこと??
ハカセ
ハカセ
夢というのは自分にとって理想の状態じゃ。
好きなことをしたり、好きな人と一緒に過ごしたり。
自分の“好き”で溢れた世界。
でもそのためにはじゅうぶんな時間とお金が必要じゃ。

ごほうびというのは自分にとってのエネルギーの。車ならガソリンじゃな。
美味しい食べ物だったり好きなミュージシャンのライブだったり。
こっちは少しの時間とお金があればできることじゃ。

マナブ
マナブ
夢っていう理想と、ごほうびっていうエネルギーの源。。。

でもさ、夢ってゴールじゃないの?

ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃ。

夢というゴールがあることが大事なんじゃ。
自分が描いた夢に向かって一歩一歩進んでいこう!というとき、どんな気持ちになるじゃろう?

マナブ
マナブ
ワクワクすると思う!やるぞーてなる!
ハカセ
ハカセ
それなんじゃ。

夢は自分の“ワクワク”のために
ごほうびは自分の“ドキドキ”と“やすらぎ”のために
そうやって目的を分けるんじゃ。

マナブ
マナブ
夢はワクワク、ごほうびはドキドキとやすらぎ。。
ハカセ
ハカセ
ワクワクという気持ち。
期待や希望といった、将来の楽しみによる胸の高鳴りじゃ。
今を生きるエネルギー、心の活力になる。

それに似ておるのが
ドキドキという気持ちじゃ。
興奮や緊張といった、新鮮な刺激による胸の高鳴りじゃな。
単調な状態から抜け出す、心の活性化につながるんじゃ。

この2つは心を生き生きさせるものじゃ。
いわば“心の栄養”じゃな。

マナブ
マナブ
えぇそうなの!
ワクワクとかドキドキってそんな大事なものだったんだ。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。
わしはワクワクとドキドキという気持ちは心を豊かにするために欠かせないと思っておる。
それを与えてくれるものは人生のスパイスになるじゃろう。

ただ、気をつけてほしいんじゃ。
この2つの気持ちはどちらも心を活発にさせるものじゃが、心は働きっぱなしだと疲れてしまうんじゃ。

心を休ませる役割となるのが“やすらぎ”じゃ。

マナブ
マナブ
体とおんなじで心も疲れちゃうんだね。
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。

まとめると
“ワクワク”は心の活力を生む“将来の楽しみ”
“ドキドキ”は心の活性化を生む“新鮮な刺激”
“やすらぎ”は活発な心の働きを休ませる“癒し”
ということじゃな。

ハカセ
ハカセ
つまりじゃな、
まず好きなことを夢とごほうびに分けるじゃろ。

夢を叶えるために
自分の力がいちばん発揮できる
才能を活かせるビジネスをする。

そのビジネスのモチベーションを維持いじするために
目標に見合ったごほうびを自分にあげるんじゃ。

マナブ
マナブ
おー!
ハカセ
ハカセ
「夢に叶えてみせる!」という
志から生まれる強いモチベーションと
「これに全力を注ぐ!」という
情熱から生まれる強いモチベーション。

この2つが合わさるととてつもなく強固なモチベーションになる。

じゃからこそ、
自分が心から目指したいと思える夢を描き、
自分が自分の全てを注げると思えるビジネスで選ぶんじゃ。

マナブ
マナブ
夢もビジネスも自分がほんとうにいいと思えるのが大事なんだね!

ちょっと気になったんだけどさ、好きなこととかごほうびが生き方ピラミッドにないのはなんでなの?

ハカセ
ハカセ
なぜ好きなことが生き方ピラミッドにはなくて、自己分析で知りたいことにあるかというと、夢とごほうびに分けておるからじゃな。

生き方ピラミッドにごほうびがないのは、自分が描いた自分の生き方ピラミッドを実現するための燃料でしかないからじゃ。ごほうびは必要じゃが重要ではないんじゃ。

マナブ
マナブ
へぇーそういうことか。
ハカセ
ハカセ
ごほうびの設定なんじゃがな、ここは注意が必要じゃ。
魅力的すぎるごほうびにしてしまうことじゃな。
マナブ
マナブ
どういうこと??
ハカセ
ハカセ
目標とごほうびは“先難後獲せんなんこうかく”じゃなきゃいかんのじゃがな、先にー…
マナブ
マナブ
ちょちょちょ待って!
なんなの!そのセンナンナントカってやつ!
ハカセ
ハカセ
おっと、ちとむずかしい言葉じゃったな。

先難後獲とは、大変なことは先に行い、ごほうびは後に得る、という意味じゃ。
つまり、目標を達成した後に、ごほうびを自分にあげる、ということじゃな。

マナブ
マナブ
やることは先に、ごほうびは後に、て意味なんだ!理解した!
ハカセ
ハカセ
もしごほうびが魅力的すぎるとどうなるか想像してみてほしいんじゃ。
ごほうびのことで頭がいっぱいになったり、
心地良すぎてそこから出たくなくなったり、
我慢できずに目標を達成する前にごほうびを手に入れたり
してしまうんじゃよ。
マナブ
マナブ
えー!そうなの?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。じゃからごほうびのあげすぎには要注意なんじゃ。
モチベーションを維持するどころか、モチベーションの邪魔になってしまうからの。

目安としては、気持ちの切り替えに支障がないくらいのごほうびがちょうどいいじゃろう。
たとえば、ごほうびの時間以外の時間にもごほうびのことが頭から離れなくなっていたら、それはごほうびが強すぎるじゃろうな。

マナブ
マナブ
ちっちゃい子とか動物とかならわかるけど。。
大人でもそうなっちゃうってこと?
ハカセ
ハカセ
大人でもなることなんじゃよ。
これには人間の“理性”と“本能”というものが関わるんじゃ。

理性と本能

マナブ
マナブ
“理性”“本能”
聞いたことあるような気がするけどそれってなんだっけ?
ハカセ
ハカセ
“理性”とは意思決定のための思考の働きのことじゃ。
簡単にいえば頭から生まれる“意識”のことじゃな。手動モードといえるじゃろう。
自分自身をコントロールするためにある。
賢さが武器なんじゃが、本能との真っ向勝負で力負けするのが難点。

“本能”のほうは、生存や繁殖はんしょくのための行動の働きじゃな。
いわば体から生まれる“欲求”のことで、こっちは自動モードなんじゃ。
心と体の健康を保つためにあるんじゃ。
強さという武器があるんじゃが、目の前のごほうびを我慢できないのが難点じゃ。

マナブ
マナブ
へーどっちにも良いところと悪いところがあるんだね。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃよ。
特に本能の強さはあなどっちゃいかんのじゃ。

たとえば「2週間寝ないでいられたら1億円あげよう」という話を持ちかけられたとしてもおそらく誰もできないじゃろう。それが本能の力なんじゃ。
本能というものは欲しいものが足りなくなればなるほどどんどん力が強くなる
理性ではコントロールができなくなるんじゃ。

じゃから睡眠も食事も長いあいだ我慢することはできないものなんじゃよ。

マナブ
マナブ
本能ってすっごく強いんだね。
ハカセ
ハカセ
そう、とっても強いんじゃ。

ごほうびの話に戻そう。
ごほうびが欲しいのにまだ手に入れてない、という状態は本能の強さが生まれやすい。
「ごほうびのために目標までがんばろう!」と思える力がみなぎる。

じゃが、ごほうびが魅力的すぎると、「目標なんかより早くごほうびが欲しい!!」となり、理性のコントロールが効かなくなってしまうんじゃ。

マナブ
マナブ
ひゃーコントロールが効かないの怖すぎるなー
だから大人でもなっちゃうんだ。
ハカセ
ハカセ
わしのイメージでは
本能はライオンのような猛獣
理性はその飼い主
なんじゃ。

本能という猛獣を飼い慣らすことで豊かな人生を歩むことにつながると思うんじゃよ。

マナブ
マナブ
そっか、本能はライオンなんだね!

飼い慣らすってことは。。。
ライオンのほう、本能のほうに全部頑張ってもらうようにするってこと?

ハカセ
ハカセ
本能を飼い慣らすというのは理性が本能をコントロールできない状態をなくす、という意味じゃな。

わしは理性と本能、両方とも上手に使うのが良いと思っておる。

理性という“意識”と本能という“欲求”。
この2つを合わせたのが“意欲”じゃ。

人生で“意欲”というものを何に注ぐかがとても大事なんじゃ。

マナブ
マナブ
“意識”“欲求”“意欲”。。
あれ、似たようなことどっかで聞いた気が。。。
ハカセ
ハカセ
お、そうじゃな。なんじゃったかの?
マナブ
マナブ
あ!!!!!思い出した!情熱だ!!
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃな。
強い意思と強い欲求を合わせた強い意欲、それが情熱
こっちは意識じゃなくて意思じゃがの。

情熱というものは、理性の賢さと本能の強さどちらも最大限に出し切って凄まじい力を生み出してくれるんじゃ。

マナブ
マナブ
情熱ってすごすぎじゃん!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
情熱を持って夢に向かう活動で手ごたえも感じられるようになってくるとやればやるほどどんどんワクワクしてきて楽しくて仕方なくなってくる。
その頃にはもうごほうびはどうでもよくなってるかもしれんがの。
活動の成果や活動自体がごほうびに変わってるんじゃ。
それに勝るものはないじゃろう。
マナブ
マナブ
ごほうびどうでもよくなっちゃうくらい楽しくなっちゃうんだね!
ハカセ
ハカセ
それはあくまでも理想の状態じゃがの。
まずは本能を飼い慣らせるようになるところからじゃな。

本能自体のコントロールをする、というよりも、本能が欲する対象のほうをコントロールするんじゃ。

目に入らないようにする
手が届かないようにする
手に入れるまでの手間を設ける
手に入れられないように見張りをつける
手に入れられないようにロックをかける
という感じじゃな。

ハカセ
ハカセ
ただ、本能を我慢させすぎてはいけない
さっき言ったとおり、我慢させすぎた本能はコントロール不能になってしまうからの。

本能を定期的に自由に解放してあげる
そうすることで常に理性がコントロールできる状態でいられるんじゃ。

マナブ
マナブ
本能を我慢させすぎないようにしなきゃなんだね。
ハカセ
ハカセ
本能を惑わすものや気が逸れるようなもの、余計なものを取り除くんじゃ。
要は、自分の人生において大事じゃないもの、ムダなものじゃな。
マナブ
マナブ
ムダなもの?

本当のムダとは?

ハカセ
ハカセ
人生の時間には限りがある。
大切に生きるためにあらかじめ要るものと要らないものを決めておく。
自分の人生になにが欠かせないもので、なにがムダなものか。

本当のムダとは何か、これが意外と難しいんじゃ。

マナブ
マナブ
えぇーそうかなぁ。
ムダなものって要らないものとか使わないものって意味でしょ?
ゴミとかガラクタとかそういうものじゃないの?
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
それもムダなものにちがいないじゃろう。

じゃあ少し視点を変えよう。
マナブは映画音楽は好きじゃろうか?

マナブ
マナブ
音楽は好きだよ!
映画はそんなに観ないけどディズニーとかジブリとかなら!
ハカセ
ハカセ
そうか。
では映画や音楽といったエンターテインメントは生きていく上で必要なものじゃろうか?
マナブ
マナブ
んーん、必要じゃないよ
ハカセ
ハカセ
どうしてじゃ?
マナブ
マナブ
だってなくても生きてけるもん
ハカセ
ハカセ
じゃあ仮にエンターテインメントがない世界を想像してほしいんじゃ。
映画も音楽もゲームもアニメも漫画もお笑いもない世界じゃ。
学校に行って勉強してお風呂に入ってご飯を食べて寝る、そんな毎日の繰り返し。
の人生は楽しいじゃろうか?
マナブ
マナブ
。。。そりゃ楽しくなんかないよ
でも必要かっていわれたら別になくてもいいものでしょ?
もちろんあったらうれしいけどさ。
ハカセ
ハカセ
わしは人生の目的はなんといったか覚えておるかの?
マナブ
マナブ
。。。あ!!!
“幸せに生きること”だ!
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。
“幸せに生きること”。
人生はそのためにあるんじゃ。

食事も睡眠も勉強も、すべて“やらなきゃいけないこと”じゃ。
毎日そればっかりではなんのために生きておるのかわからなくなってしまうじゃろう。

エンターテインメントは心を豊かにするものじゃ。
そういうものこそ人生に必要なものなんじゃよ。

マナブ
マナブ
ちょ、ちょっと待ってよ。
じゃあ本当のムダってなんなの?
ハカセ
ハカセ
本当のムダ。
それは自分の人生にとって“浪費ろうひ”に当たるものじゃ。

投資・消費・浪費・空費

マナブ
マナブ
“浪費”。。。てなに?
ハカセ
ハカセ
浪費とは計画のない贅沢のことじゃ。
マナブ
マナブ
計画のない贅沢?
贅沢って自分のためのごほうびのことだよね。
ちょっと高い服を買ったり高級なレストランに行ったり。

じゃあさ、おんなじ贅沢でも計画があったら浪費って言わないの?

ハカセ
ハカセ
おぉ、的を射た質問じゃな。

そうなんじゃ。
わしは
投資とうし消費しょうひ・浪費・空費くうひ
の4つに分けられる
と考えておる。

マナブ
マナブ
計画のない贅沢は浪費で、計画のある贅沢は空費っていうんだね!
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。
じゃから逆にいえば浪費は計画的に取り入れることができれば空費に変えられるということじゃな。

この中でできるだけ小さく小さくおさえたいものが二つある。
どれじゃと思う?

マナブ
マナブ
ひとつはわかるよ!浪費でしょ?
もうひとつはどれだろう。。。空費とか?
ハカセ
ハカセ
正解は浪費と消費じゃ。
マナブ
マナブ
えぇー!そんな!
だって消費って食べることとか寝ることとかも入るんでしょ?
食べる量を減らしたり寝る時間を短くしたりするの?
ハカセ
ハカセ
そういうことではない。
消費は欠かせないものじゃ。必要最低限はなきゃいけない。

いまマナブが言った食事と睡眠でいうなら
質の良い食事、質の良い睡眠を摂ることなんじゃ。
そうすることで余計に時間やお金を使わずに済むんじゃ。

マナブ
マナブ
じゃあ逆に質が悪いとどうなっちゃうの?
ハカセ
ハカセ
質の悪い睡眠じゃといくら寝ても寝足りないと感じるし、
質の悪い食事じゃといくら食べて食べ足りないと感じる。

要するに質が悪いものばかりじゃと、そのぶんたくさんの量が欲しくなるんじゃ。
時間もお金もいっぱい消費してしまうんじゃよ。

マナブ
マナブ
そうなの?!いいことなしじゃん。
ハカセ
ハカセ
栄養のある食べ物をよく食べて、身も心も安らげる場所でよく眠る。
これがいちばんじゃな。
マナブ
マナブ
消費のほうは質が良いものが必要でそれ以上は要らないってわかったんだけどさ、浪費のほうはどうなの?
ゼロにすればいいってこと?
ハカセ
ハカセ
お金なのか時間なのかにもよるじゃろうが、浪費は10%未満にとどめるイメージじゃろうな。
マナブ
マナブ
ん?なんでゼロじゃないの?
だってムダなものなんでしょ?
ハカセ
ハカセ
もちろん浪費をゼロにできるならそれに越したことはないじゃろう。

じゃが、浪費は本能からくるものじゃ。
ストレスを溜めないように、もしくは溜まったストレスを発散するために浪費をしたくなっておる可能性が高い。

それをムリにおさえつけようとするとかえってストレスが溜まっていつか耐えきれず本能が暴走してしまうんじゃ。

マナブ
マナブ
ひぇ〜本能が暴走しちゃうの怖すぎるよぉ。
ハカセ
ハカセ
じゃから10%くらいはゆとりを持たせておくんじゃよ。
その範囲内ならやってもいいことにする。
たとえば衝動買いしたいときは衝動買いをする、ということじゃな。

ガマンしすぎない、ストレスを溜めない、ということが大事なんじゃ。

マナブ
マナブ
そうなんだ。
たしかに「ちょっとなら浪費していい」て言われるほうが気が楽かも!
なんかそのほうがぼくにも出来そうな気がするから!
ハカセ
ハカセ
そう思えるのがいちばんじゃろう。
自分ができそうもない計画を立てちゃいかんからの。

つまりじゃな、
時間なら予定、お金なら予算。
そういったものを
投資(未来につながること)
消費(やらなきゃいけないこと)
空費(計画のある贅沢)
の3つに分けてみるんじゃ。
これらに当てはまらないものはすべて浪費じゃ。

“浪費”と“消費”を最小限にして、“空費”と“投資”を最大限にするように計画するんじゃ。

マナブ
マナブ
そっか、3つに分けるんだね!
いちばん大事なのは投資ってことでしょ?
てことは投資を最初にやればいいんだよね?
ハカセ
ハカセ
これがそういうわけにはいかんのじゃ。
というのも重要な順と優先する順がちがうんじゃよ。

“重要度”
空費⇒投資⇒消費

でも“優先度”
消費⇒投資⇒空費
となる。

マナブ
マナブ
へぇー重要な順と優先する順っておんなじじゃないことあるんだ!
消費は重要じゃないのにそこを最初にやんなきゃいけないんだね。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。
じゃからこそ計画というものを立てておくことが大事なんじゃよ。
どういう順番で、何に、どれくらい時間をかけるか、と決めておくんじゃ。
マナブ
マナブ
そういうことなんだね!納得したよ!

ハカセがすすめるライフプランの作り方

マナブ
マナブ
ライフプランの作り方くわしく聞きたいな!
さっき言ってたハカセおすすめのやり方もう教えてよー
ハカセ
ハカセ
そうじゃったな。
わしがおすすめするのは
5×10ファイブバイテンプランニングじゃ。
マナブ
マナブ
ふぁい。。ばい。。。
ぜんぜん聞いたことないなー
ハカセ
ハカセ
ファイブ・バイ・テン・プランニングじゃ。
知らなくて当然じゃよ。わしが考えたからの。
マナブ
マナブ
なんだ!それ先言ってよー
どういうものなの?
ハカセ
ハカセ
5×10プランニングというものはじゃな。。。

と説明しようと思ったんじゃが百聞は一見にしかずじゃ。
まずこれを見てほしいんじゃ。

ハカセ
ハカセ
縦の列と横の列はどっちでもいいんじゃが、
この表のとおり説明じゃと
縦の列がライフスタイル
横の列がライフステージじゃな。

まず
A:夢
B:ビジネス
C:生活
D:体験
E:ごほうび
という5つのライフステージに分けるんじゃ。
これが縦の列じゃな。

そして
12歳〜18歳、18歳〜24歳。。
というように人生を6歳ごとに区切った10個のライフステージに分ける
こっちが横の列じゃ。

つまり
5つのライフスタイルを10個のライフステージで計画を立てる
それが5×10プランニングなんじゃ。

マナブ
マナブ
ほぇーおもしろ!
なんかゲームの設定画面みたい!
ハカセ
ハカセ
楽しめておるならなによりじゃ。

壮年期(24〜42歳)と中年期(42〜60歳)が真ん中にあるじゃろ?
つまり、24〜60歳が人生のど真ん中じゃ。
その期間をいちばん充実するように計画を立てるんじゃ。
もちろん急すぎずゆるやかすぎない坂道になるようにじゃな。

「これなら達成できそう!」と自分が思えるスケジュール感で計画を立てる。
でも進んでいくと新しく気づくことがあるからその都度調整するんじゃ。

マナブ
マナブ
じゃあ24歳より前は?
ハカセ
ハカセ
それまではそのための準備期間ということじゃな。
人生のど真ん中を充実できるように準備するんじゃ。
このライフプランもその準備のひとつなんじゃ。
マナブ
マナブ
あれ、ちょっと待って。
いま横のほう数えたら10個よりもっと多いよ?
ハカセまちがっちゃった?
ハカセ
ハカセ
まちがってはおらんよ。
5×10プランニングは12歳から72歳までの計画なんじゃ。

12歳から始まっておる理由は小学校高学年から中学3年生くらいまでに作るのが早すぎず遅すぎないタイミングと思うんじゃ。
もちろんいつから作り始めてもいいんじゃがの。

72歳までと寿命より少し早いのは健康寿命で考えておるからじゃ。
健康寿命というのは体が健康で問題なく日常生活を送れる年齢のことじゃ。
いま人生100年時代といわれておるからもしかしたら今より健康寿命も延びるじゃろうがの。

マナブ
マナブ
なんだー安心した!
ハカセ
ハカセ
その表の背景の絵が描いてあるじゃろう?

10個のライフステージは
①種選び・土づくり・種まき
②成長
③成熟
④収穫
と大きく4つに分けられるんじゃ。
植物を育てるイメージじゃな。

マナブ
マナブ
才能のときと似てるんだね!
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。
人生を豊かにするためには自分の“才能”が大きく関わっておる。

自分の才能を使って新しい価値を生み
世の中の役に立つ仕事をする。
それとともに自分自身も夢へと近づいていく

そういう生き方がわしはいちばん良いと思っておる。
この5×10プランニングはそのためのものなんじゃ。

マナブ
マナブ
才能を使って新しい価値を生んで、自分も夢へと近づく。。
なんか素敵な生き方だね!人のためにも自分のためになるもんね!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
マナブはこのライフステージの中でどのあたりがいちばん大事じゃと思う?
マナブ
マナブ
そうだなーやっぱりど真ん中の中のど真ん中じゃない?
36歳から42歳とか、42歳から48歳とかかなって!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな、それもひとつの考え方かもしれんの。

わしの考えとしては、
12歳から24歳がとても大事じゃと思っておる。

4つに分けた大きなステージの中じゃと
①種選び・土づくり・種まき
じゃな。

自分にとっての
才能を知り、
才能を育てる環境を作り、
才能を育て始める、

そういう時期じゃ。

それをしないことには始まらないと思うんじゃ。

マナブ
マナブ
そう言われたらそっちのほうが大事な気がしてきた!
12歳から24歳のあいだって。。。ちょうどぼくの年齢だ。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。
じゃからマナブのその年齢にこうやってマナブの人生のお手伝いをできることがわしもうれしいんじゃよ。
マナブの人生が少しでも豊かになってほしいからの。
マナブ
マナブ
ハカセ。。。。
ハカセ
ハカセ
12歳から24歳の12年間になにをするかが大事じゃと思うんじゃ。
多くの人はCの生活とEのごほうびだけになっておるはずじゃ。
5つのライフスタイルの順番としては
①C. 生活
②E. ごほうび
③B. ビジネス
④D. 体験
⑤A. 夢
の順でクリアしていくのがいいと思っておる。
ハカセ
ハカセ
年齢は全部プラス1歳にしたほうがわかりやすいじゃろう。
13歳、つまり中学1年生からBのビジネスに入るイメージじゃな。
マナブ
マナブ
ビジネスって仕事でしょ?中学1年生で仕事するってこと?
それに、仕事って大人になったら“やらなきゃいけないこと”だからCの生活じゃないの?
ハカセ
ハカセ
5×10プランニングの中でのBのビジネスは単に仕事という意味ではないんじゃ。

自分の才能を育てる“自己投資”
自分の才能を活かす“自分のビジネス”
それがBのビジネスなんじゃ。

ハカセ
ハカセ
マナブの言うとおり、Cの生活に含まれる仕事もある。

わかりやすくいえば
やりたくないけど生活のためにやってるならCの生活、
やりがいを持ってワクワクしてやれてるならBのビジネス、
てところじゃろうな。

。。。まあ厳密にはちょっとちがうんじゃがの。

マナブ
マナブ
えぇーちょっとちがうの?!
ちゃんと教えてよー!ぼくもがんばって聞いて覚えるからさ!
ハカセ
ハカセ
おーそうか。すまんの。
シンプルなほうがわかりやすいかと思っての。

じゃあ正確なことを教えよう。
Cの生活とBのビジネスのちがいは
努力をどこに積み重ねるかじゃ。

わしは
“人の畑じゃなく自分の畑を育てる”
と表現しておる。

マナブ
マナブ
人の畑じゃなく。。自分の畑?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。

というのは“自分の努力の積み重ねを注ぐ場所”じゃとイメージしてほしい。
人の畑ならCの生活
自分の畑ならBのビジネス
わしはそう分けておる。

人の作品か、自分の作品か。
人の活動か、自分の活動か。
人の仕事か、自分の仕事か。
人の会社か、自分の会社か。

だれが所有しょゆうしておるかが大事なんじゃ。

マナブ
マナブ
だれが所有してるか?
ハカセ
ハカセ
持ち物と捉えるとわかりやすいじゃろう。
自分の持ち物か、だれかの持ち物か。

自分の努力を積み重ねる対象がだれかの持ち物だった場合
自分がどれだけ頑張ったとしても
その人から「やっぱやめた」と言われてしまったり、
そこの畑のお手伝いから自分が抜けしまったりすると
自分の努力の積み重ねが自分の手もとに残らないんじゃ。

マナブ
マナブ
えぇー努力したのになんにも残らないのもったいないよ!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。わしもそう思う。
じゃからこそそうならないようにBのビジネスにステップアップしてほしいんじゃ。
Bのビジネスの仕事なら自分の畑じゃ。
努力すれば努力するほどその後の自分の人生を支えてくれるものになる
マナブ
マナブ
ぼく絶対そうする!残らないのやだもん!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。

Bのビジネスが軌道に乗ったらDの体験へと進むんじゃ。
いろんな新しいことを体験したり、会ったことない人に会ってみたりする。
心の新陳代謝をして常に若々しい新鮮な気持ちでいられるじゃろう。
常に新しいことをして失敗し続けることで失敗に耐性がつくというのもあるじゃろうな。

そして最後にAの夢、いちばんなりたい自分になるんじゃ。

マナブ
マナブ
その順番でやれば夢に行けるんだね!わかった!
ハカセ
ハカセ
ここまでをまとめておこう。

人生のマジックアワー

ハカセ
ハカセ
ところでマナブ。
マジックアワーというものは知っておるかの?
マナブ
マナブ
んーん聞いたことないけど。。
魔法の時間ってこと?
ハカセ
ハカセ
英語をそのまま直訳するとそうなるな。

マジックアワーというのは日の出前と日の入り後のほんの数十分間だけ、太陽の見えない空が幻想的なグラデーションを見せる時間のことじゃ。
ほれ、この写真のような空が見られる時間じゃな。

マナブ
マナブ
うわぁぁーきれいだね!
ハカセ
ハカセ
わしは人の一生を1日に例えられるんじゃないかと思っておる。
1日の1時間は人生の3年分の計算じゃな。
そうすると24時はちょうど健康寿命の72歳じゃ。
マナブ
マナブ
一生を1日。。じゃあぼくはいま朝かな!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。マナブは朝でわしは夜じゃ。

人生にもマジックアワーがあると思うんじゃ。
人生の中で美しく移り変わる時期じゃ。

一度目のマジックアワー
自分の人生の作り始める時期
青年期前半(13~20歳)のあいだの1、2年間じゃ。

二度目のマジックアワー
次の世代へバトンを渡し始める時期
中年期後半(50~57歳)のあいだの1、2年間じゃな。

まあわしの空想でしかないたわごとなんじゃがの。

マナブ
マナブ
んーん、そんなことないよ。
だってそういうの聞くの楽しいもん。
ハカセ
ハカセ
そうか。それならよかった。
じゃあまたそういうものが浮かんだら聞いてくれるかの。
マナブ
マナブ
うん!聞きたい!楽しみにしてるからね!

マナブの不安

マナブ
マナブ
でもさ。。。。
ハカセ
ハカセ
どしたんじゃ?
マナブ
マナブ
ハカセ、正直に話すとね、
ぼく大人になることも社会人になることも不安なんだ。。。。
だって子どものままでいたほうが気楽だし楽しいんじゃないかって思っちゃって。

大人になる不安

ハカセ
ハカセ
マナブは将来のことが不安なんじゃな。
人間は未知のものが怖いと感じるようにできておる。
じゃから見たこともないもの・経験したこともないことに不安を感じるのはなんにも不思議なことじゃないよ。あたりまえのことじゃ。
マナブ
マナブ
そうなの?
ハカセ
ハカセ
ああ、そうじゃ。

マナブが初めて自分の夢を教えてくれた日。
マナブはなりたくない大人像
“大変そうで、楽しくなさそうで、いつも疲れてる大人”
じゃと教えてくれた。
覚えておるかの?

マナブ
マナブ
うん、覚えてるよ。
ハカセ
ハカセ
マナブは無意識のうちに大人というのはそういうもので、自分もなってしまうんじゃないかって思っておるのではないじゃろうか?
マナブ
マナブ
たしかに。。。。あるかもそれ。。
ハカセ
ハカセ
さっき見せた図があるじゃろ?

やらなきゃいけないことだけじゃと
水の中にいる状態、つまり息苦しさがあるんじゃ。

ゲームとかアニメとか、そういう自分へのごほうびでなんとかその水の中から顔を出すことができる

マナブ
マナブ
じゃあCの“やらなきゃいけないこと”とEの“自分へのごほうび”はセットなんだね。
ハカセ
ハカセ
そういうことじゃな。

じゃが、もし自分が苦手な仕事ややりたくない仕事じゃとストレスが溜まりやすい
その分自分へのごほうびがいっぱい必要になるんじゃ。

仕事の量に対してたくさんのごほうびの量が必要じゃと、お金や時間を浪費に使ってしまいやすくなるんじゃよ。

要は仕事をいくら頑張ってもほとんど浪費に消えてしまう
お金も貯まらないし自由な時間も作れない、という悪循環に入ってしまうんじゃ。負のスパイラルともいう。

そうなるといつも楽しくなさそうでいつも疲れた顔になってしまう。
マナブの“なりたくない大人”はこういう人たちなんじゃろう。

マナブ
マナブ
負のスパイラル。。。。。
だめなことをずっと繰り返しちゃう、てことでしょ。
そんなの怖すぎるよ。絶対そうなりたくない。
どうすればいいの?
ハカセ
ハカセ
そうならないためにライフプランが必要なんじゃよ。
夢へとつづく道を描くんじゃ。

自分自身のことをよく知った上で
自分がどうなりたいか・どうありたいかという理想像、
つまり“自分の夢”を描く。それが自分のゴールじゃ。
そして、夢というゴールから現在地までの道を描く、それこそがライフプランじゃ。

ライフプランのとおり進めることができれば
生活(やらなきゃいけないこと)と
ごほうび(心と体のエネルギー補充)のループから抜け出して、
ビジネス(才能を育てる・才能を活かす)、
体験(初めての体験・人との出会い)とステップアップしていき、
夢(理想の自分)というゴールにたどり着けるんじゃ。

マナブ
マナブ
わーそんなすごいものだったの!ライフプランって!絶対必要じゃん!
ハカセ
ハカセ
マナブがいま将来が不安なのは将来がぼんやりしておるからじゃろう。
きりがかかってほとんどなにも見えない森の中をそーっと進んでおるような状態じゃ。
「崖から落ちるかもしれない」
「突然クマに襲われるかもしれない」
と思ってしまう。
そのままじゃと不安は消えないんじゃ。

ライフプランというのは、道を一本くっきりはっきりと決めることじゃ。
進みたい道がライトで照らしたようにしっかり見える。
その先に待ち構えるハードルやトラブルなんかも見えてくるじゃろう。
そうなるとそれらに対して事前に心構え対策という準備もしやすくなるんじゃよ。

マナブ
マナブ
ライフプランがあると道が見えるんだね!
見えたら危ない場所とかもすぐわかるもんね!
冒険みたいで楽しそう!
ハカセ
ハカセ
冒険か!こりゃ面白いたとえじゃな。
そういう意味じゃ人生は冒険みたいなものかもしれんの。
いろんなワクワクが待っておるからの。
マナブ
マナブ
いろんなワクワクかぁー
人生ってゲームよりワクワクする?
ハカセ
ハカセ
ああ、もちろんじゃ。
わしはマナブに“本当の充実”を知ってほしいんじゃよ。
マナブ
マナブ
“本当の充実”?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。

マナブはゲームが大好きじゃと思うんじゃが、実はこう見えてわしもゲームにどっぷりハマった時期があるんじゃ。
時間も忘れて食事や睡眠の時間も惜しんで何時間も没頭したときもあった。

マナブ
マナブ
えーそうなの!意外すぎる!
ハカセ
ハカセ
それなりにいい歳じゃったから恥ずかしくて言えんくての。

ゲームはすごく楽しい
じゃからマナブの気持ちはよくわかるんじゃ。
でも「なんでこんなに楽しいんだろ?」てあるとき考えてみたんじゃ。
ゲームが楽しいのは1の努力に1の成果が得られるからじゃと思ったんじゃ。

マナブ
マナブ
1の努力に1の成果。。どゆ意味?
ハカセ
ハカセ
努力した分の成果が得られる、ということじゃよ。

ゲームの中で頑張ると、
経験値やレベルといった数字が上がってくれるし、
気持ちいい効果音や綺麗なグラフィックを出してくれる。

要は、ゲームの中は努力を成果に簡単に変えられるんじゃ。

でも現実世界じゃと“成果”というものはそんな簡単に手に入らない
じゃから簡単に成果が得られるゲームの世界に入り浸りたくなる、と気づいたんじゃよ。

マナブ
マナブ
ゲームが楽しいのってそういうことなの!
ハカセ
ハカセ
ゲームは心を豊かにするものじゃ。
ゲーム自体が決して悪いものじゃない。

じゃが、本能に身を任せて無計画にゲームを楽しんでばかりいるといつの間にか不幸な人生を歩んでしまう
活動のための意欲もエネルギーも全部そこで使ってしまうからじゃ。

マナブ
マナブ
そっか。。。!浪費になっちゃうもんね。

このぼくたちがいるリアルな世界だったら、1の努力に1の成果を得るのはできないってこと?

ハカセ
ハカセ
ひとつだけ方法がある。
自分の才能を活かして人の役に立つこと
それこそが“本当の充実”じゃ。
マナブ
マナブ
才能を活かす。。。。
それってさっきの。。。
ハカセ
ハカセ
気づいたようじゃな。
Bのビジネスのことじゃ。

自分のビジネスは自分の得意を活かして人に喜んでもらえて、対価がもらえて、社会貢献にもなる
今まで味わったことないような充実感が得られるじゃろう。

マナブ
マナブ
そうなんだ。自分のビジネスってすごいんだね。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。
自分が楽しくなるためのゲームより、人を幸せにするビジネスのほうが大きな手ごたえが得られるしワクワクするんじゃよ。人を笑顔にできるからの。
それに頑張った分だけお金という数字で表れるから、もしかしたらお金を稼ぐことがレベルを上げることのようにも思えるかもしれんの。
マナブ
マナブ
ぼくレベル上げ好きだよ!どんどん数字増えてくからさ!
でもビジネスでお金稼ぐのハマっちゃたらどうしよ。
ハカセ
ハカセ
なんにも悪いことではないよ。
ビジネスというのは“相手を喜ばせること”じゃ。
ビジネスで稼いだお金は“喜んでもらった分の価値”じゃからの。
それに経済を回すことになるから社会にも貢献することになる
良い影響しかないんじゃよ。
マナブ
マナブ
そうなんだ。じゃあお金いっぱい稼いでいいんだね。
ハカセ
ハカセ
もちろんじゃ。
お金は人生に欠かせないものじゃからの。

じゃが、お金そのものが大事なわけではないと思うんじゃ。これはあくまでわしの考えなんじゃがの。
お金が大事である最大の理由は“選べること”じゃと思っておる。

マナブ
マナブ
“選べること”?
ハカセ
ハカセ
逆の状態を考えてみてほしいんじゃ。
お金がないとどうなるか。

食べ物が選べない。
住まいが選べない。
着る服が選べない。
聴く音楽が選べない。

選べないと不幸になりやすいじゃろう。

マナブ
マナブ
そうだね。。そんなのやだよぼく。
ハカセ
ハカセ
大丈夫じゃ。
マナブやいまの子たちの未来は明るい
ワクワクすることがたくさん待っておる
それにこの時代には自分の弱みを補ってくれるツールも強みを活かしてくれるツールも山ほどあるんじゃ。

こないだ「自信が湧いてきた」と言ってくれたじゃろう。
いま必要なのはその“自信”だけじゃ。
つまり“自分を信じること”

それさえあればなんだってできる
そのことに気づいてほしいんじゃよ。

マナブ
マナブ
そっか。。。わかった!
どんなことがあっても自分を信じるのだけは忘れないようにする!

学びとは気づくこと

ハカセ
ハカセ
マナブよ。覚えておいてほしい。
自分自身に本気で向き合うことができれば人はいつからだって変わることができる。
“何歳からだって人は変われる”ということじゃ。
マナブ
マナブ
何歳からでも?おじいちゃんになっても?
ハカセ
ハカセ
ああそうじゃ。わしはそう信じておる。

わしは40歳くらいに気づけた。
「いま進んでいる道は幸せになる道じゃない、
自分が幸せになる道は
ダサくても、まちがっても、みっともなくても
自分の個性を活かして自分らしく生きる道なんだ」
と。

そう気づいたときに
「“もう”40歳だから」と思うか
「“まだ”40歳だから」と思うかで
その後の人生が大きく変わると思うんじゃ。

マナブ
マナブ
“もう”なのか、“まだ”なのか。。。?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。
どんなときでも「“まだ”やれることはある」と思うようにしてほしい。何歳になってもな。

気づいたタイミングがどれだけ遅くても、その瞬間から自分らしい人生を歩んだほうがいい。
そのほうがまちがいなく幸せになれる。そうなるためのライフプランを作るんじゃ。

じゃから「できない」とか「無理」とか、自分自身で自分の可能性をなくさないでほしいんじゃよ。
やれることなんて探せばいくらでもあるんじゃ。

マナブ
マナブ
歳とっちゃうと「できない」とか「無理」とかを思っちゃうってこと?
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
年齢を重ねれば重ねるほど、自分のプライドだったり世間の目だったりが邪魔をしてしまって、失敗・まちがい・負けなんかが怖くなったり恥ずかしくなったりする

そうやって挑戦することができなくなるとどうなるか

もうそこから成長することも成功することも難しくなってしまう
ワクワクすることもドキドキすることもなくなっていってしまうじゃろう。

マナブ
マナブ
えぇっ!大事なワクワクとドキドキがなくなっちゃうの?!
じゃあ楽しくない人生になっちゃうってことじゃん!
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。じゃからこそマナブにはそうなってほしくないんじゃよ。
ライフプランにあるBのビジネスとDの体験はそうならないようにしてくれるものなんじゃがの。

マナブ自身も新しいこと・未経験のこと・前代未聞のことに常に挑戦やトライする気持ちを持ち続けてほしい

マナブ
マナブ
BのビジネスとDの体験ってそのためのものだったんだ!

うん、わかった!おじいちゃんになっても新しいこと挑戦する!

気づくのが早いほど夢は叶いやすい

ハカセ
ハカセ
“何歳からだって人は変われる”。

じゃがもし大きな夢を持っておるのなら、気づくのが早ければ早いほどいいに越したことはない
遅ければ遅いほどそれが実現できる確率が低くなってしまうからじゃ。
坂道がどんどん急になってしまうということじゃな。

早く気づいて、
早く行動し始めて、
早くたくさんの失敗をする

遠回りなようじゃがこれがいちばん実現しやすいじゃろう。

マナブ
マナブ
早く気づいて、
早く行動し始めて、
早くたくさんの失敗をする。。。

失敗はたくさんしていいの?
ふつう少ないほうがいいじゃん。学校のテストとかさ!

ハカセ
ハカセ
普通はそうじゃな。学校のテストも間違いは少ないほうが良しとされるじゃろう。

じゃが、大きな夢を目指す、新しいことにトライする、誰も成し遂げたことのないことに挑戦する、というときは失敗を経験したほうがいい。
失敗というものは、「この道は正しくない」という“気づき”を与えてくれるものじゃからじゃ。

マナブ
マナブ
失敗は。。。
この道が正しくないと教えてくれる“気づき”。。?
ハカセ
ハカセ
学校の勉強はたくさんの知識をくれるじゃろう。
じゃがわしは、知識を得ることが“学び”ではない、と思うんじゃ。
マナブ
マナブ
じゃあ“学び”ってなんなの?
ハカセ
ハカセ
“学び”とは“気づくこと”。わしはそう思っておる。

知識をたくさん得ること、というより、今まで気づかなかったことに気づくこと
これこそ本当の“学び”じゃと思うんじゃ。

じゃからわしに言わせりゃ“失敗”も“学び”の一つなんじゃよ。

マナブ
マナブ
“学び”とは“気づくこと”
“失敗”も“学び”の一つ。。。。
ハカセ
ハカセ
これからの人生の中で“今”がいちばん若い
気づいた瞬間というのは、未熟な過去の自分から成長した新しい自分に生まれ変わるための“チャンス”を手に入れた状態といえるじゃろう。

そこから考えたり行動したりかどうか、
生まれ変わるかどうかは自分次第なんじゃ。

マナブ
マナブ
ぼく次第。。。?
ハカセ
ハカセ
ああそうじゃ。
ひとつひとつの気づきに目を背けずに向き合って一歩一歩前に進んでいこう。
マナブ
マナブ
わかった!ちっちゃい気づきも大事にする!約束するよ!
だってちゃんと成長したいから!ぼくがんばる!

まとめ

今日のテーマは“ライフプラン”について。

マナブは以前ハカセから教えてもらったとおり「ライフプランは夢というゴールまでの道順で、夢を叶いやすくするためのものでしょ」と得意げに言って、ハカセを驚かせた。
いまいちライフプランをどう作るのかイメージが湧かなかったマナブは、ハカセから「ゴール(夢)を心で描き、道順(ライフプラン)を頭で描くのが良い」と教えてもらった。

人生の時間には限りがあるから、自分にとっての“本当のムダ”をなくすことが大事。
でも「映画や音楽などの“エンタメ”=“本当のムダ”というわけではない」とハカセは言う。
ハカセ言うには、本当のムダとは“浪費”のこと。

  1. 投資
  2. 消費
  3. 浪費
  4. 空費

ゴール(夢)までの道順(ライフプラン)は「“浪費”と“消費”を最小限にして、“空費”と“投資”を最大限にする」という作り方がハカセの結論だという。

そういうライフプランを作るためにハカセが考案したのが“5×10プランニング”。
5つのライフスタイルと10個のライフステージにブロック分けして作る方法。
10個のライフステージは大きく分けると以下の4つにまとめられる。

  1. 種選び・土づくり・種まき
  2. 成長
  3. 成熟
  4. 収穫

ハカセの考えとしては、「“種選び・土づくり・種まき”が最も大事、その期間は自分の才能を知り、才能を育てる環境を作り、才能を育て始める期間、それをしないことには始まらないから」だと言う。

マナブにはそこはかとない不安があった。「子どものままでいたほうが楽しいんじゃないか」と。
ハカセが言うには、自分の才能を活かしたビジネスはゲームのように楽しいものだと言う。
ビジネスはゲームのレベルのようにお金が稼ぐことができるし、才能を活かせると1の努力に1の成果が得られて手ごたえを感じられるから。

ハカセいわく「“学び”とは“気づくこと”」
“気づき”は未熟な自分から成長した自分に生まれ変わるための“チャンス”。
気づいた瞬間がこれからの人生の中で一番若い、生まれ変わるかどうかは自分次第。
そうマナブに告げた。

マナブはひとつひとつの“気づき”に目を背けず成長をしていくことをハカセに誓った。

参考文献

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