生き方

才能の見つけ方

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マナブ
マナブ
ハカセー!
今日だよね?才能について教えてくれるの!
ハカセ
ハカセ
おーマナブ!
今日は来るのが早いな。

もちろん覚えておるぞ。
今日のテーマは“才能”を知るということじゃ。

マナブ
マナブ
ぼく、今日楽しみにしてきたんだ!
だってハカセ、
「だれでも才能がある」
って言ってたからさ!

ほんとにぼくにも才能があるんだよね?
“あるかもしれない”じゃなくて“絶対ある”てことでしょ?

ハカセ
ハカセ
もちろんじゃ。嘘なんかつかんよ。
才能はどんな人にも絶対あるんじゃ。当然マナブにもな。

もし気になることや不安になることがあるならマナブが納得できるまで質問するんじゃよ?

マナブ
マナブ
わかった!
ハカセ
ハカセ
うむ。
じゃあさっそくやっていこう!

才能のない人なんていない

ハカセ
ハカセ
マナブがいちばん気になっておるところは、前回わしが言った「才能はだれしもあるもの」ということじゃな?
人生の目的は幸せに生きること 人生の目的とは “幸せに生きる”という目的 ...
マナブ
マナブ
うん!そう!教えてほしい!
ハカセ
ハカセ
わかった。
先にひとつ、マナブのことを聞かせてほしいんじゃが、マナブは自分のことを“才能のない人”じゃと思っておるのはなぜじゃ?
マナブ
マナブ
だってぼくは凡人だもん。
得意なことなんてないから。

クラスにはぼくより勉強できる人もいるし、スポーツが上手な人もいるし、みんなから人気がある人もいる
ぼくはどれも人並みだったり、人並みすらなかったりするからさ。。。
なんにも才能がないって思っちゃうのはあたりまえだよ。

マナブ
マナブ
だから“才能のある人”なんてごく一部の人だけだと思ってる。
たぶんほとんどの人はそう思ってるんじゃない?
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。たしかにそう考える人は多いじゃろう。

人気のある子、スポーツ万能の子、成績優秀な子。
そういうふうに学校で活躍できる子とそうなれない子でなぜ分かれるのか。
それについてもちょうど今日話したいと思っておったんじゃ。

マナブ
マナブ
え!そうなの?!
それも絶対教えてほしい!
ハカセ
ハカセ
順を追って説明していこう。
まずは前提のところからじゃ。
マナブ
マナブ
えー!
もったいぶらないで早く教えてよー!
ハカセ
ハカセ
そう焦るでない。
マナブにしっかり理解してほしいんじゃよ。

はじめに
“才能の正体とはなんなのか”
そこから話そう。

才能は個性が根源となる

ハカセ
ハカセ
わしは才能はだれにでもあると考えておる。

自分のことを“凡人”と思っている人は多い。
マナブもそのひとりじゃな。
その人たちは“自分の才能に気づいていない人”なんじゃ。

まず大前提として
“才能は個性から生まれる”
そこまでは前回話したから大丈夫じゃな?

人生の目的は幸せに生きること 人生の目的とは “幸せに生きる”という目的 ...
マナブ
マナブ
うん、そこは大丈夫!
ハカセ
ハカセ
今日はその続きからじゃ。

世の中には
“個性のない人なんていない”
ということじゃ。

じゃから必然的に才能のない人もおらん、
ということになるんじゃよ。

マナブ
マナブ
んーでもさ、自分のことを“個性がない”って思ってる人もいない?
ハカセ
ハカセ
いわゆる“無個性むこせい”というものじゃな。

どんな人にも必ず個性は存在する
もちろんその人にもまちがいなく個性はある。
おそらく育ってきた環境で自分の意見や主張を押し込める場面が多くてクセづいてしまったんじゃろう。

個性は“色”のようなイメージじゃ。
たとえば同じ“赤”という色でも“あざやかで濃い赤”という人もいれば“あわくて薄い赤”という人もおる。
その人はまだ自分の個性という色に気づけておらんのじゃな。

淡い色じゃと目立ちにくいじゃろう?

マナブ
マナブ
個性は“色”。。。
たしかに淡い色って言われるとわかりやすいかも。
ハカセ
ハカセ
つまりじゃな、“自分の個性を知る”ということが“自分の才能を知る”につながるんじゃよ。

才能の見つけ方

マナブ
マナブ
う〜ん。
そう言われてもなぁ。。。

“だれにでも個性があるから
だれにでも才能がある”

ていうのさ、
頭では理解できるんだけど、やっぱりどうしても自分に才能があるなんて思えないよ。

もうちょっと具体的に教えてほしい!

ハカセ
ハカセ
そうじゃな。
これだけじゃと納得できんじゃろうからもう少し踏み込んで話そう。

わしの考える“才能の見つけ方”
それをわしも今日マナブに伝えたいと思っておったんじゃ。

マナブ
マナブ
“才能の見つけ方”?!
それ絶対知りたいやつ!
ハカセ
ハカセ
そうじゃろう。
ここを納得できんことには他の話をいくらしても入ってこんじゃろうしの。
ハカセ
ハカセ
まず才能のもととなる個性についてじゃが、
個性というものは
“他の人にはない自分が持っている気質きしつ・性格”のことじゃ。
“人とはちがう自分の特徴”と言い換えることもできるじゃろう。
マナブ
マナブ
“人とはちがう自分の特徴”。。。?
ハカセ
ハカセ
ああ、そうじゃ。
どんな人でもたくさんの特徴を持っておる。

特徴の中には当然“良い特徴”“悪い特徴”もある。
要するに“長所”“短所”じゃな。

ハカセ
ハカセ
人よりも優れているところ“長所”
人よりも劣っているところ“短所”
と呼ぶ。

たとえば、“真面目”や“責任感がある”なんかは長所といえるし、“臆病おくびょう”や“神経質”というのはどちらかといえば短所になるじゃろう。

ハカセ
ハカセ
ポジティブな人は自分の長所に目を向け、ネガティブな人は自分の短所に目を向けておるんじゃよ。
マナブ
マナブ
それって才能となにか関係あるの?
ハカセ
ハカセ
おおいに関係しておるよ。
「自分には才能がない」と思っておる人は、自分の短所ばかり見ていて長所に気づいておらんということじゃ。
マナブ
マナブ
そんなこと言ったって長所がない人だっているでしょ?
たぶんぼくもそうだし。。。。
ハカセ
ハカセ
うむ。そう思ってしまうじゃろう。

自分の才能を見つけるために重要となるのが“リフレーミング”じゃ。
短所を長所に変換する方法じゃ。

マナブ
マナブ
え!!!!
短所を長所に変換。。!!
そんな魔法みたいなことほんとにできるの?!
ハカセ
ハカセ
ふぉっふぉっふぉ。
マナブは表現豊かじゃな。

ああ、本当にできるとも。
ジリアン・リンさんのエピソードを覚えておるかの?

ジリアン・リン https://hakasetomanabu.com/tsubo-no-hanashi/ ...
マナブ
マナブ
うん!ジリアンさんのお話覚えてるよ!
学校にはうまくなじめなかったけど、お医者さんに勧められたダンスを習ったら世界的に活躍した人だよね?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。
バッチリ覚えておるの。
マナブ
マナブ
すっごく印象的なお話だったから。

そのときに「マナブにもなにかの才能がある」って言ってくれてたもんね!

ハカセ
ハカセ
そうじゃな。

ジリアンさんのエピソードの教訓は「“コンプレックス”と“才能”は表と裏の関係」

つまり、
「才能はコンプレックスの裏側にある」
ということじゃったの。

ハカセ
ハカセ
そもそも“人間は多面的ためんてきな生き物”ということを理解してほしいんじゃ。
マナブ
マナブ
ためんてき?
ハカセ
ハカセ
たくさんの面があるからいろんな見方ができる、ということじゃよ。

だれにだって、良いところもあれば悪いところもある。
すぐれたところもあればおとったところもある。

ハカセ
ハカセ
大事なのは、一見いっけんすると悪いところのように見えても、見方を変えれば良いところとして見ることができる、ということなんじゃ。

そうやって見方を変える方法のこと“リフレーミング”というんじゃ。

どんな短所でもリフレーミングによって長所に生まれ変わる

マナブ
マナブ
それってカンタンにできることなの?
ハカセ
ハカセ
そんなにむずかしくはないよ。

自分が自覚しておる自分の性格があるじゃろ?
まずは自分の長所も短所もすべて紙に書き出す。
書き出し終えたら、長所はそのまま右側に書き、短所はリフレーミングして長所に書き直すんじゃ。

そうすることで“全部が長所になった自分の性格”というものが完成する

マナブ
マナブ
全部長所にできちゃうんだ。。。
リフレーミングってすごいんだね!
ハカセ
ハカセ
わしもそう思うよ。

全部が長所になったら、長所と長所をかけ合わせるんじゃ。
複数の長所をかけ合わせてできた長所は、自分しか持っていない特別な長所になる。

これが才能の正体なんじゃ。

マナブ
マナブ
才能の正体。。。
そんなカンタンなことなんだ!

でもそれならもっとたくさん才能開花できちゃう人いるんじゃない?

ハカセ
ハカセ
マナブの言うとおりじゃ。

ここで注意しなければいかんのは、
“才能は才能だけじゃ開花しない”
ということじゃ。

マナブ
マナブ
ん?どういう意味???
ハカセ
ハカセ
才能は花の“種”みたいなものだとイメージするとわかりやすいじゃろう。

“種”はそのまま放っておいても花は咲かんじゃろ?
花を咲かせるためにまず必要となるのが、土や気候といったその種に合う“環境”じゃ。
そして成長には欠かせない“水”と“光”じゃ。

つまり
才能“種”なら、
知識“水”
スキル“光”
得意分野“環境”
にあたるわけじゃな。

マナブ
マナブ
なるほど!
才能を開花させるには、長所と長所をかけ合わせるだけじゃなくて、才能っていう種を育てるってことが必要なんだね。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃ。
蒔かぬ種は生えぬ”というやつじゃな。
才能を育てる行動をせずに大きな成果は得られない、というわけじゃ。

種(才能)にとって適した環境(分野)を見つけたなら、必要な水(知識)と光(スキル)を与えて大切に育てていくんじゃ。
すると美しい花(大きな成果)が咲くんじゃよ。

ハカセ
ハカセ
才能を開花させるためには、まず自分の個性や自分に合う分野を知る必要がある。
だからこそ“自己分析”がとても大切なんじゃ。
マナブ
マナブ
自分を知ることってそんなに大事なことなんだね!
ハカセ
ハカセ
ちなみに才能をはじめて見つけたときなんじゃが、意外とそこまで手ごたえがないはずじゃ。
手ごたえのイメージとしては“化石の発掘”じゃな。
マナブ
マナブ
いまいちピンとこないけど。。
ハカセ
ハカセ
つまり、化石を見つけようと掘っているときに化石らしきものを見つけたとしても、ほんの一部しか見えないから、本当に化石なのか、ただの石ころなのか、全体像を見るまではわからない
才能もその感覚に似ておるんじゃよ。

じゃから「絶対化石(自分の才能)を見つけるんだ!」という強い気持ちでしっかりアンテナを張っていないと見逃してしまう。

それと、もし「ここに化石(自分の才能)は絶対にある!」とか「まちがいない!ちょっとだけ見えてるこれは化石(自分の才能)だ!」と確信したのなら、たとえ他の人に「そこはいくら掘っても出てこないからやめときな」と言われたとしてもあきらめずに自分を貫き通してほしいんじゃ。

決してやってはいけないこと

ハカセ
ハカセ
多くの人がおちいってしまう落とし穴がある。
才能開花からいちばん遠ざかってしまうことじゃ。

マナブ、なにかわかるか?

マナブ
マナブ
うーん、なんだろ。
“自分には才能がないって思い込んじゃうこと”とか?
ハカセ
ハカセ
おぉ、すごく近いぞ。
それも含まれるじゃろう。

決してやってはいけないのは
自己否定すること”じゃ。

言い換えるなら、“自分に対して自分自身で責めてしまうこと”じゃな。

マナブ
マナブ
でもそれってさ、失敗しちゃったりまちがえちゃったりしても反省しないってことじゃない?
ハカセ
ハカセ
そうではない。
まちがいや失敗したときに“自分の行動”を改めるのはとても良いことじゃ。

じゃが、まちがいや失敗をしたからといって、“自分自身”を悪者にしちゃいかんのじゃよ。

具体的に言うのなら、
「こんな簡単な問題も解けないなんて、自分はポンコツだ」
「今日も宿題サボっちゃった、ぼくはどうしようもない人間だ」
「欲に負けて深夜にお菓子食べちゃった、わたしはダメ人間だ」

ということじゃ。

こういう考え方は絶対にしてはならんのじゃ。

マナブ
マナブ
え。。でもそう思っちゃうのってわりと普通のことじゃ。。。?
ハカセ
ハカセ
いいかい?マナブ。
いついかなるときでも絶対に“自分だけは自分の味方であること”じゃ。

たとえ自分がまちがえようが、失敗しようが、サボろうが、
悪いのは“自分自身”ではない、“自分の行動”じゃ。

“自分の行動”と“自分の人格じんかく”を切り離して考える、ということが大事なんじゃよ。

ハカセ
ハカセ
だれでもまちがえることはある。

まちがった行動をしたとき、行動と人格を結びつけて「こんなまちがいをしてしまったのは自分がダメな人間だからだ」と自分の人格のせいにしてしまいがちじゃが、それは良くない。

“行動”ならすぐに変えられる
でも“人格”アイデンティティというのは基本的に変わらんのじゃよ。

マナブ
マナブ
ちょ、ちょ、まって!
アイデンティティとか人格とか個性とか、いろいろあって混乱してきた!
どうちがうの?
ハカセ
ハカセ
おーそうかそうか。
たしかに似ておるからな。
ちがいをまとめるとこんな感じじゃな。
マナブ
マナブ
うぅ、難しい。。。
ハカセ
ハカセ
まあ細かくちがいを伝えたんじゃが、マナブに覚えてほしいことはシンプル。
これらすべて“簡単には変えられない”ということじゃ。

厳密げんみつに言えば、この中で絶対に変わらんのは“気質”だけじゃ。
じゃがそれ以外も急に大きく変わることはなく、成長とともにゆっくり少しずつ変化していくものなんじゃ。

これらは簡単に変えられないからこそ、大切にしてほしいんじゃよ。

マナブ
マナブ
簡単に変えられないからこそ大切に。。。
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。

じゃから、たとえどんなまちがいをしてしまったとしても、“行動”と“人格”を結びつけて“人格”のせいにする、ということをやってはいけない
あくまでも“行動”がまちがっただけ。
じゃから「自分の“行動”を改めよう」と思えばそれでいいんじゃよ。

なぜこうなったのかを調べ、考え、そして自分なりの答えを出す。

どんなことがあろうとも“自分の人格は自分で守ってあげる”ということが大切なんじゃ。

マナブ
マナブ
じゃあさ。。。。
もし自己否定したらどうなっちゃうの?
ハカセ
ハカセ
「自分はダメな人間だ」
「自分なんてどうせ何をやっても上手くいかない」

こういった自己否定する考え方を持ち続けていると、どんどん自信を失っていき、行動する勇気やモチベーションがなくなり縮こまった人生になってしまう。

それに、対人関係においても良くない影響があるじゃろう。
自分より幸せそうな人を見たときに、うらやましいという気持ちと絶対に自分はそうなれないという思い込みから、「なんだよ、あんなに幸せそうにして」とだんだんねたむ気持ちが膨らんでいき、最終的には攻撃してしまうんじゃ。

人を攻撃したってなんの解決にもならないことを心のどこかで感じていても、その方法でしか自分の存在を示せなくなってしまったのかもしれない。

悪い感情が自分の心を支配してしまっているんじゃ。。。

ハカセ
ハカセ
じゃから自己否定することで、まちがいなく幸せな人生からは遠ざかってしまうんじゃよ。。。
マナブ
マナブ
ぼくそんな人生やだよ。。。
絶対に自己否定しないよ!
ハカセ
ハカセ
わしのモットーは、
“個性と人格にはやさしく、行動と環境にはストイックに”
じゃ。

この考え方をすることで、自分自身の成長につながり幸せな人生に近づくと思っておる。

マナブ
マナブ
“個性と人格にはやさしく、行動と環境にはストイックに”だね。
わかった!覚えとく!

適性タイプと成功者パターン

ハカセ
ハカセ
じゃあ今日はじめに話した、
なぜ学校には“人気のある子”や“スポーツ万能の子”や“成績優秀な子”もいれば、そうなれない子もいるのか
その話をしようか。
マナブ
マナブ
あ!それ聞きたかったやつ!
ハカセ
ハカセ
わしは、
人間には6つの適性タイプがある、
と考えておる。
マナブ
マナブ
6つの適性タイプ

6つの適性タイプ

ハカセ
ハカセ
そうじゃ。

人それぞれ自分の才能や能力を発揮できる活動方法がちがっておる。
それを大きく6つに分けたものがこの適性タイプじゃ。

適性タイプには、学識研究文芸創造表現運動の6つがあるんじゃ。

ハカセ
ハカセ
どんな人でも第一適性、第二適性、第三適性と3つの適性タイプを持っておる。
割合は人によってちがうんじゃが、大体第一適性が半分以上を占めておるケースが多い印象じゃな。
マナブ
マナブ
適性タイプは才能とどういう関係があるの?
ハカセ
ハカセ
才能開花のためには自分の得意分野を知る必要がある。
その得意分野を見つけるための方向性となるのが自分の適性タイプじゃな。
マナブ
マナブ
自分の適性タイプが自分の好きなことじゃない、てなっちゃうこともある?
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。でもなんも心配いらんよ。

得意なことを好きになる、というのはそれほど難しいことじゃない。
得意分野じゃと他の人よりも結果が出しやすいし、自分の生み出したものが人に必要とされ世の中の役に立つことができれば、きっとやりがいを感じて好きになれるはずじゃ。

自分の価値の最大化、つまり自分の才能を開花させることがいちばん大きな成果を生み出せる

じゃから「どの分野なら稼げるか」ということを考えるより先に、「どの分野なら自分の才能を最大限に活かせるか」と考えることから始めるほうが良いんじゃないかとわしは思っておる。

自分の才能に気づきにくい人

ハカセ
ハカセ
学校で“人気者”にも“スポーツ万能”にも“成績優秀”にもなれない子たち
その子たちはどういう子じゃと思う?
マナブ
マナブ
う〜〜〜ん。
だれにでも才能はあるんだから、才能がないわけじゃないんでしょ?
だめだ、わからない。。。
ハカセ
ハカセ
なーに難しく考えることはないぞ。

さっき見せた適性タイプの図があるじゃろ?
学校という環境で自分の適性を活かせるのは、
図の右側にある“表現”、“運動”、“学識”の子たちだけ
、ということじゃ。

“表現”の子は高いコミュ力と自己表現で適性を活かし、
“運動”の子は体育や部活でのスポーツでで適性を活かし、
“学識”の子は5教科のテストで適性を活かす。

それ以外の子は自分の適性を活かす場が学校にはほとんどないんじゃよ。

マナブ
マナブ
えーー!!
学校って社会に出るために全部教えてくれるところじゃないの?!
ハカセ
ハカセ
たしかに社会に出るために必要なことを教えてくれる。

でも教えてくれる内容としては、“社会人として必要なすべてのこと”というよりは、“社会人として最低限必要な一部のこと”という表現がいちばん近いかもしれない。

ハカセ
ハカセ
学校で肩身のせまい思いをする子。
だれかのことを思い出さないか?
マナブ
マナブ
ん。。。。?
あ!ジリアンさんだ!
ジリアン・リン https://hakasetomanabu.com/tsubo-no-hanashi/ ...
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃ。

ダンサーは“運動”や“表現”の適性タイプを持つ。
じゃから本来は学校で適性を発揮しやすい。

じゃが、ジリアンさんは裏方の振り付け師。
おそらくジリアンさんは“運動”以外の適性タイプが“創造”や“研究”じゃったんじゃと思う。

それゆえ“運動”の適性タイプを持っていながらも、学校の中では自分の適性を活かせず、苦しい学生時代を経験をされてしまったんじゃろう。

マナブ
マナブ
そうだね。。。
でもほんとにジリアンさんは自分の才能が見つかって良かったと思ったよ!
ハカセ
ハカセ
そうじゃな。

ジリアンさんのように自分の才能に気づきにくい人がいる。
その多くが学校で自分の適性をほとんど活かせない“研究”、“創造”、“文芸”の子たちじゃ。

その子たちが「自分にはなんの才能もないんだ」と思ってしまうのは無理もないんじゃよ。

マナブ
マナブ
たしかに自分の適性を活かす場所がないと気づけないから、そう思っちゃうもんね。。。
ハカセ
ハカセ
そうなんじゃよ。
じゃが、自分には才能がないと思っている子たちほど眠っている才能が大きいといえるんじゃ。

この図を見てほしい。

ハカセ
ハカセ
例えば、こういう個性を持つ子がいるとする。
さっき言ったとおり学校という場では一部のことしかしない。
つまり自分の個性の一部しか知ることができないんじゃ。
ハカセ
ハカセ
自分も他人も知っている“自分”というのはごく一部なんじゃ。
氷山の一角ということじゃな。
マナブ
マナブ
ひょうざんのいっかく。。。?
ハカセ
ハカセ
表に見えているのは全体のほんの一部にすぎない、という意味じゃよ。
ハカセ
ハカセ
自分も他人もまだ知らない本当の自分に目を向けるんじゃ。
そこに長所、つまり才能が眠っておる。

じゃから自分のことを才能がないと思っている人ほど隠れた才能は大きいものなんじゃよ。

マナブ
マナブ
眠ってるおっきな才能。。。
それってどうやれば見つけられるの?
ハカセ
ハカセ
結局は自己分析じゃな。
自己分析によって本当の自分を知ることで隠れた才能を見つけられる

じゃがその前に絶対的に持つべき意識がある。
“自分には才能がある”という意識じゃ。
この意識がすごく大事なんじゃ。

いかに同世代に優秀な人がいようとも、若くしてスーパースターになってる人がいようとも、みな個性もちがえば才能もちがうから関係ない。
「自分にはなんの才能もないんじゃ。。」なんて思う必要はまったくないんじゃよ。

ハカセ
ハカセ
才能は個性から生まれる。
個性は人とはちがう部分。
個性のとんがった部分や出っ張った部分、それこそが才能じゃ。

でもみんなとのちがいが大きければ大きいほど、それに対して「人とちがって恥ずかしい」とか「みんなとちがうからダメなんだ」という気持ちが働いてコンプレックスに感じ、その部分を活かすどころか隠そうとしてしまうものなんじゃ。

ジリアンさんのエピソードで伝えた”コンプレックスと才能は表と裏の関係”ということにつながるんじゃよ。

マナブ
マナブ
他の人にはできない才能があるのに、その自分の才能を隠しちゃうなんてもったいなさすぎるよ。。!
ハカセ
ハカセ
自分の才能を見つけるのに時間がかかる人もいる。
さっき話したとおり、学校でやらない分野には気づきにくい。

じゃからこそ、自己分析をして自分の才能を見つける
そして見つけたら大切に大切に育てていくんじゃ。

周りと比較して焦って早く育てようとしてはいかん。
それはかえって遠ざかってしまう。
自分と自分の才能に合った成長スピードで育てるんじゃ。

適性に応じた職業

マナブ
マナブ
ぼく、早く自分の適性タイプを知りたいんだけどそれはまだ?
ハカセ
ハカセ
そうじゃな、それは自己分析のステップでやろう。

6つの適性にはそれぞれ適性に合う職業がある。
今日はその一例を紹介しよう。

ハカセ
ハカセ
世の中にある職業の一部じゃな。

上に挙げた職業はすべて適性タイプが1つだけのものじゃ。
じゃが、人が3つの適性を持っているように、職業のほうも複数の適性タイプを持つこともある。

マナブが目指そうとしておるYouTuberはまさにそうじゃな。
映像制作は創造、出演は表現、データ分析は研究じゃからかなり複合的な職業と言えるじゃろう。

マナブ
マナブ
ひぇーそうだったんだ!
自分の3つの適性タイプがそのまんまYouTuberの適性タイプに当てはまるってすっごく確率低そう。。。

YouTuberじゃなくてもいいからさ!
ぼくは楽しくてやりがいのある仕事したいんだ!
どういう道があるの?

ハカセ
ハカセ
じゃあ今日ちょうど話そうと思っておった“成功者”について話そう。

4つの成功者パターン

ハカセ
ハカセ
成功者のパターンはざっくり分けると
エリート型”
スーパースター型”
クリエイター型”
オーナー型”
の4パターンじゃ。

6つの適性ごとに相性の良い成功者パターンがあるんじゃよ。

ハカセ
ハカセ
なにをもって成功とするかは人ぞれぞれじゃし、これ以外の成功の形もあるとは思うんじゃが、一般的な成功者はわしはこの4パターンのどれかに分類できるんじゃないかと思っておる。
マナブ
マナブ
あれ、職業の例のほうにはなかった青いのが増えたよ?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。
オーナー型だけはゆいいつ自分の適性に関係がない成功者パターンなんじゃよ。

つまり、自分に合う成功者パターンというのは、“自分の第一適性に合う成功者パターン”と“どの適性の人でもなれるオーナー型”の2つ、ということじゃ。

マナブ
マナブ
じゃあ自己分析して自分の適性がわかったら、そのどっちかの道を選べば良いんだね!
ハカセ
ハカセ
基本的にはそうなる。
自分がどの山の頂上を目指したいのか、ということじゃな。
ハカセ
ハカセ
学校教育では残念ながら“エリート型”の人材以外はほぼ育成できないんじゃ。
じゃから自分の適性に合う成功者パターンがそれ以外なら自力で道を切り開いていくんじゃ。

適性に合わないエリート型を目指すべき例外ケース

ハカセ
ハカセ
成功者パターンのことで一つ伝えとかなきゃいかんことがある。
実は例外ケースがあるんじゃよ。
マナブ
マナブ
例外ケース?
ハカセ
ハカセ
さっき言ったとおり、基本的には自分のなりやすい2つの成功者パターンのうちのどちらかを選んで目指せばいい。

じゃが、自分の適性に合う成功者パターンが“エリート型”でなくても“エリート型”を選んだほうがいい、というケースがあるんじゃ。

マナブ
マナブ
成功しにくいのに?どういう人なの?
ハカセ
ハカセ
それは“安定を求める人”じゃ。
“安定を得る”ということは“結婚”というもの大きく関わる。

じゃから4つの山を決める前にまず決めるべきは、“安定・安心の道”か、“自由・手ごたえの道”かじゃ。
それによってその先の選択肢が大きく変わってくるんじゃ。

ハカセ
ハカセ
“安定・安心の道”“自由・手ごたえの道”トレードオフの関係、つまり両立させることが難しい関係なんじゃ。
片方が上がればもう片方が下がるシーソーみたいものじゃな。
マナブ
マナブ
どちらも手に入れるのはムリなの?
例えばビジネスで成功してから温かい家庭を持つとかさ!
ハカセ
ハカセ
それもできなくはないじゃろう。
あくまでも手に入れやすさのちがいじゃからな。
どちらにも100%注ぐことはできないというだけであって、そういうふうに順序を決めたり、バランスを調整することはできるじゃろうな。
マナブ
マナブ
えーそんなこと言われたら余計選べないよ。
どっちを優先したらいいのか。。。

なにか判断する基準はないの?

ハカセ
ハカセ
自分がなにを重視しておるかじゃよ。
“社会性”を重視するか、それとも自己実現”を重視するかじゃな。
ハカセ
ハカセ
早く結婚したいなら、社会性重視の安心・安全タイプを選んだほうがいいじゃろう。
そのほうが相手の親御おやごさんの印象がいいからな。

やはり大切に育てた我が子に幸せになってほしいと思うのは親として当然のことじゃ。
「安定した職業を選ぶ人は堅実な人だろうからきっとうまく大丈夫だろう」と相手の親御さんに思ってもらえる。

たとえ本人同士は「愛する相手と一緒にいられるだけで幸せ」と思ったとしても、やはり生活をしていくためにはお金がどうしても必要になる。
人生経験のある親はそのお金の苦労を知っているから“収入が不安定”とかそういうお金のことで苦労してほしくないんじゃよ。

マナブ
マナブ
結婚のことを考えるなら相手の親のこともイメージしとかなきゃいけないんだね。

エリート型を目指すなら公務員か民間企業か

マナブ
マナブ
たとえばさ、もし安定・安心タイプのほうを選んで“エリート型”を目指す場合、どんな会社がいいの?
ハカセ
ハカセ
民間企業なら基本的には中小企業より大企業のほうが安定してると言えるじゃろう。

それよりもまず、“公務員”を選ぶか“民間企業”を選ぶかで大きなちがいがある
“公務員”“民間企業”を比べるとこうじゃ。

ハカセ
ハカセ
結婚を見据えて“エリート型”を目指すなら、一番安定した公務員か、悪い噂のないクリーンな大手有名企業じゃと相手の親御さんは安心じゃろうな。

ただ、たとえ大手有名企業に入ったからといって安心しきって会社の行く末をまったく気にしなくなってはいかん。
そうなるとタイタニック号のようなことになってしまう。

マナブ
マナブ
たいたにっくごう?
ハカセ
ハカセ
なんじゃ、知らんのか。
まあマナブの年齢じゃムリもないかもしれんな。

昔、タイタニック号という豪華客船が沈没してしまう痛ましい事故があったんじゃ。
それによって多くの人が亡くなった。当時過去最大の死者数じゃったそうじゃ。
その事実をもとに映画化もされておる。
そのくらい世界中を震撼しんかんさせた出来事じゃったんじゃよ。

マナブ
マナブ
そんな悲しいことがあったんだ。。。
おっきな船でもそんなことになっちゃうんだね。
ハカセ
ハカセ
まれなことではある。
じゃが可能性はゼロじゃない。

自分の乗っている船が大きければ大きいほど安定していて安心感はある。
でも安心しきってしまってはいかんのじゃ。

大手企業に入ったしても、自分や家族を守るため、“自分の会社がどこへ進もうとしているのか”、“時代がどう流れているのか”ということにアンテナを張っておく必要があるんじゃよ。

マナブが目指したい成功者パターン

マナブ
マナブ
ぼく。。。
なんか進みたい方向が見えてきたかも!
ハカセ
ハカセ
おぉ、そうか!

オーナー型を目指したいマナブ

マナブ
マナブ
社会性より“自己実現”のほうがワクワクする!
それとさ、“オーナー型”ていうのが自分のなりたい大人に近い気がする!
ハカセ
ハカセ
そうか。
たしかにマナブは“自由”な人生に重きを置いておるからな。
マナブの夢と照らし合わせるといちばん近いのは“オーナー型”かもしれん。
オーナー型ならマナブがどの適性タイプでも問題ないしな。
マナブ
マナブ
うん!決めた!
ぼくオーナー型を目指すよ!
ハカセ
ハカセ
まあ焦ることはない。

いろんな知識を身につけてからでも遅くはないから、「オーナー型を目指す」というのは仮決定くらいにしておこうな。

マナブが高校生になって自己分析をしてビジョンを定めるときになったらまた一緒に考えよう。

マナブ
マナブ
わかった!(もうオーナー型でいく気まんまんになっちゃったけど)

なぜオーナー型を目指す人が少ないのか

マナブ
マナブ
でもさ、オーナーってこんなに自由で楽しそうなのになんでなろうとする人が少ないの?
みんな憧れそうな気がするけど
ハカセ
ハカセ
いろんなケースが考えられるが、いちばん多いケースはやはり周りの目を気にしてあきらめてしまうことじゃと思う。
同調圧力どうちょうあつりょくと言われておるものじゃな。
マナブ
マナブ
どうちょうあつりょくって?
ハカセ
ハカセ
同調圧力というのは、集団の中で個人の意見を多数派に合わせるように仕向けるための無言の圧力のことじゃ。
日本人は良くも悪くも“空気を読む”という国民性を持っておるから、同調圧力が特に強い国と言えるじゃろう。

大半の人が親や学校が望む“エリート型”を選ぶ。
じゃから“エリート型”以外の道を選ぶと、その人は周りの人たちから“変わり者”として見られてしまうんじゃよ。

マナブ
マナブ
それって。。。。
前言ってたドリームキラーだよね?
ハカセ
ハカセ
そのとおりじゃよ。
夢の叶え方の話のときに伝えたものじゃ。
ハカセ
ハカセ
あとは、ビジネスオーナーや投資家といった選択肢があることをそもそも知らない若い人がいる、というケースもあるのかもしれん。
マナブ
マナブ
そうかも!ぼくもさっきまで知らなかったもん。
ハカセ
ハカセ
まあビジネスオーナーも投資家も身近にはいない存在だからイメージしにくいじゃろうな。

それとビジネスオーナーに関しては、世の中にいるビジネスオーナーたちが
「こんな魅力的な仕事は他にない、絶対なるべき!」
と思ってたとしても言わないかもしれん

マナブ
マナブ
なんで?
ハカセ
ハカセ
ライバルが増えるからじゃよ。

よくビジネスの世界でパイを奪い合う”とか“大きいパイを取る”という表現をする。
アップルパイとかの食べ物のパイにたとえたものじゃ。

ハカセ
ハカセ
一つの大きいパイを同じ食卓にいる人たちで自分の取り分をどれだけ大きく取れるかということじゃな。
ビジネスオーナーの魅力を伝えれば伝えるほど自分の会社がパイを取れなくなる可能性が高くなるわけじゃから気づいてほしくないんじゃよ。
マナブ
マナブ
えー!ずるい!
ハカセ
ハカセ
そのくらい必死なんじゃよ。
自分や家族の生活だけじゃなく、従業員全員の生活を背負っておるからな。

ライバルを増やして自分の会社が傾いてしまう、ということがあってはならんのじゃよ。

成功者から学ぶべきこと

マナブ
マナブ
成功するためにはやっぱり成功してる人をマネするのがいいの?
ハカセ
ハカセ
成功者から学べることはたくさんある。

じゃが、失敗してしまう典型的な例が
“自分の憧れの人をそのままなぞる”
ということ
なんじゃ。

マナブ
マナブ
え!どうしてさ!
ハカセ
ハカセ
適性タイプのちがいがあるからじゃよ。

その憧れの人が自分とまったく同じ適性タイプなら問題ない。
じゃが、多くの場合が自分の持つ3つの適性タイプと同じではない。
3つの適性タイプのパーセンテージまでピッタリ一致する、とまでになると限りなくゼロに近い確率じゃ。

自分の適性タイプと合っていないと成果が出にくいから、「なんでうまくいかないんだ!成功してるあの人と同じようにやってるのに!」となる可能性が高いんじゃ。

マナブ
マナブ
えーじゃあ成功してる人のマネはダメってこと?
ハカセ
ハカセ
マネするところを、成功者の“行動”や“成果”ではなく、“意識”や“思考”にするんじゃよ。
“意識”や“思考”であれば、たとえ適性タイプが自分とちがっていても関係なく学べることはあるんじゃ。
マナブ
マナブ
う〜ん。。。
ハカセ
ハカセ
ありゃ、いまいちイメージできんか。

じゃあ成功までのプロセスを木に例えよう。
意識思考行動成果にあたる。
なにもない状態から実ができることはないじゃろう?

実ができるには枝が必要で、
枝ができるには幹が必要で、
幹ができるには根が必要、ということじゃ。

成功のプロセスもこれと同じなんじゃよ。

マナブ
マナブ
成功までの流れがあるってこと?
ハカセ
ハカセ
そういうことじゃ。

まず意識があり、
意識の後に思考、
思考の後に行動、
行動の後に成果がある

つまり、成功者の作った作品ややってることを見よう見まねでマネしても、目的や意図や考え方を理解せずに上手くいくことはないんじゃ。

もし仮にたまたま運よくなにかの拍子で成果(実)を生み出せたとしても、土台ができてない状態じゃと遅かれ早かれその成果(実)は枯れてしまうじゃろう。
すぐに消えてしまった成功者を見たことはないか?

マナブ
マナブ
そう言われてみれば。。。
ハカセ
ハカセ
じゃから、成功者の成果(実)や行動(枝)をマネするよりも思考(幹)や意識(根)をマネする、ということじゃな。
成功者が日々、なにを意識し、どんなことを考えているのか、ということを学ぶことから始めるんじゃ。

それと、一人だけの成功者よりも多くの成功者から学んだほうが良いじゃろう。
共通する部分はより正解に近いじゃろうからな。

その学びをもとに、最終的に自分で考えて自分で答えを導き出すんじゃ。

マナブ
マナブ
ちょっと難しそうだけど。。
がんばってみる!

成功者になるために

ハカセ
ハカセ
日が暮れてきたから今日はここまでじゃな。

マナブが気になっておった「才能はだれしもあるもの」というのは納得できたか?

マナブ
マナブ
うん!ちゃんと納得できたよ!
ぼくにもなにかの才能が絶対あるって思ったら自信が湧いてきたよ!
ハカセ
ハカセ
そうか!それはよかった!

自分を信じる力を持つ

ハカセ
ハカセ
マナブの持つその“自信”というものはとてつもないエネルギーを生み出すものじゃ。

そのエネルギーがプラスの“意識”や“思考”や“行動”へと変わり“大きな成果”を生む
成功に導いてくれるんじゃよ。

じゃから大切にしてほしいんじゃ。

マナブ
マナブ
ほんと?この自信が?
ハカセ
ハカセ
そうじゃ。

だれだって自分に実績があれば自信になる、それは当然のことじゃ。
じゃがはじめはだれもが実績ゼロからスタートとなる。
実績もなく自信を持つ、というのはとても難しいんじゃ。

マナブ
マナブ
そうなんだ。。。
ハカセ
ハカセ
“自信”というのは“自分を信じる力”のこと。

聞こえは良くないんじゃが、実績がない状態での自信のこと“根拠のない自信”と呼ぶんじゃ。

この“根拠のない自信”を持てる人こそが成功しやすいんじゃよ。

マナブ
マナブ
“根拠のない自信”。。。
自分を信じるって大事なことなんだね!

これからはどんなことがあっても自分を信じることにするよ!

ハカセ
ハカセ
うむ、その意気じゃ。
じゃあ気をつけて帰るんじゃぞ。
マナブ
マナブ
うん!ハカセ今日もありがと!

まとめ

今日のテーマは“才能の見つけ方”について。

前回ハカセは「才能はだれしもあるもの」と言った。
その言葉にマナブはこんな自分にも絶対才能があるんだとワクワクして今日を迎えた。

才能がなぜだれにでもあると言えるかというと、才能は個性が根源で、強さはさまざまであれ個性はだれにでも必ずあるものだからだとハカセは言う。

そもそも才能とは何か。
ハカセが言うには、長所と長所をかけ合わせたもの、それが才能の正体。
才能を見つけるために自己分析が必要。
その一つが短所を長所に変換する“リフレーミング”という方法。

ただ、才能は才能だけじゃ開花せず、才能っていう種を育てる必要があると言う。
種(才能)にとって最適な環境(分野)を見つけ、必要な水(知識)と光(スキル)を与えて大切に育てることで美しい花(大きな成果)が咲く。

決してやってはいけないことは自己否定。
たとえ間違えても失敗してもサボっても、悪いのは“自分自身”ではなく“自分の行動”。
“行動”と“人格”を切り離して考え、“自分の人格は自分で守ってあげる”ことが大切。

ハカセの持論として、6つの適性タイプと4つの成功者パターンがあると言う。

適性タイプは学識、研究、文芸、創造、表現、運動の6つ。
学校では自分の適性を活かせるのは表現、運動、学識の人たちのみ。
「自分には才能がない」と思っている人ほど隠れた才能は大きいもの。
まずは自己分析から始めて、自分の才能を見つける、そして大切に育てる。
たとえ同世代に成功している人がいても焦らずに自分のペースで育てていくことが大事。

成功者パターンはエリート型、スーパースター型、クリエイター型、オーナー型の4つ。
エリート型は学識、研究の適性を持つ人、
スーパースター型は表現、運動の適性を持つ人、
クリエイター型は文芸、創造の適性を持つ人に向いている。
オーナー型だけは適性に関係なくどんな人でもなれる。
この4つのうち、自分がどの成功者を目指したいのか。

自分の適性に合わない成功者パターンを選ぶという例外ケースがある。
それは“早く結婚したいから安定を求めている”というケース。
そういう人は自分の適性に関わらずエリート型を選ぶべき。
エリート型の職業の中でも、公務員かクリーンな大手有名企業だと結婚相手の親の印象が良いだろうと思われる。

ここまでのハカセの話を聞いて、マナブはオーナー型を目指すと決意した。
まだ将来について考える段階でないため、ハカセは焦ることはないと言うが、本人はすっかりその気になっているようだ。

マナブは自分になにかしらの才能があると確信を持てたことで自信が湧いた。
ハカセはマナブに
「“自信”は“自分を信じる力”のこと。
その“自信”がとてつもないエネルギーを生み出し、成功に導いてくれる」
と伝え、マナブはどんなことがあっても自分を信じることにすると心に決めた。

参考文献