どうしたんじゃ?
今日学校で“将来の夢”ていうテーマの作文があったんだけど、ハカセがこないだ教えてくれた“ビジョン”て言葉使ったら「よくこんな言葉知ってるね!凄いじゃない」て先生に褒められちゃったんだ!
わしはマナブがちゃんと覚えてくれておることのほうがうれしいよ。
(だってピジョンと似てたから)
今日はなにやるの?
今日は“ライフプラン”についてやろうか。
いまマナブが話してくれた夢の話にも通じるところじゃ。
幸せに生きるためにも夢を叶えるためにも欠かせないものじゃ。
それじゃ始めようか!
目次
ライフプランとは
ライフプランとはなんじゃったかの?
ライフプランってなに?
ライフプランって“夢という目的地までのルート”でしょ?
何歳のとき、何をして、どういう自分になっているのか。
自分自身の人生の計画を立てるんじゃ。
わしは“夢という目的地までのルート”と考えておる。
- ライフプラン
- 夢という目的地までのルート
- 夢を叶えやすくしてくれるもの
- ライフプランとスモールゴールがあると、夢がビジョンに変わる(自分と理想像がつながる)
ライフプランはなんのために必要かわかるかの?
ライフプランはなんのために必要なの?
たしかそれもハカセちらっと言ってたよ!
そうなんじゃよ。
どういう現在地から夢までどういう道すじを描くかが大事じゃからな。
いちばん早くゴールにたどり着ける道でしょ?
たとえば山のてっぺんに行きたいときに目の前の
じゃから急すぎずゆるやかすぎないちょうどいい道を選ぶ必要があるんじゃよ。
行動だけが夢に近づく唯一の方法じゃからな。
じゃがそれと同じくらい準備が大事なんじゃ。
いくらがんばっても正しい努力をしないと夢には近づかんのじゃよ。
しっかり夢に近づいていけるようにライフプランを立てておくんじゃ。
つまり、ライフプランという計画は
“正しい努力をするための準備”なんじゃよ。
夢を叶えるためには正しい努力(夢に近づく努力)が必要。
ライフプランは正しい努力をするための準備。
ライフプランって大事なものなんだね!
ライフプランの作り方
でもどうやって作るのかぜんぜんイメージ湧かないや。
どんなふうに作ればいいの?
ライフプランはどんなふうに作るの?
ライフプランの作り方のイメージは
一言で言うなら
“ゴールは心で、過程は頭で描く”
ということじゃ。
「自分がどうなりたいか」という夢や理想像じゃろう?
いうなれば
“自分の心が求める自分のイメージ”じゃ。
大事なのは自分がワクワクできるかどうかなんじゃよ。
じゃからゴールは頭で考えるんじゃなく、
自分の心の声に耳を傾けて
「自分は何をしていたいのか」
「どんな自分になりたいのか」
「どうありたいのか」
と“自分の心が求める自分のイメージ”を感じ取るんじゃ。
さっき言ってた“過程は頭で”ていうのは?
それ覚えてるよ!前にも言ってたやつだよね!
どういうことやればいいの?
このときに“逆算”の場合は、ゴールに近いほうから現在地に向かって目標を決めていくということなんじゃ。
いってみれば、ゴールにつながる階段をゴールのほうから作るようなイメージじゃな。
1段の階段の高さが
1つの目標を達成するためにやるべきこと、
1段の階段の奥行きが
1つの目標の達成の期限、
じゃ。
「この年齢までにこうなっていたい」というのが決まったら、そのゴールにたどり着くためにはいつまでに何をやるべきなのか。
頭を使ってその答えを導き出すんじゃよ。
時間は無限にあるわけじゃないじゃろう?
人生のタイムリミット!!
ゴールから決めていくことで
「1段の階段の高さをもっと高くしないとこのままじゃゴールにたどり着かない!」
「1段の階段の奥行きをもっとせまくないと間に合わない!」
と気づけるんじゃ。
まとめるとじゃな、
ワクワクするゴールを心から感じ取ったら、
そのゴールにつながる階段を頭で考えるということなんじゃ。
ワクワクできるゴール(夢)を心から感じ取り、
そのゴールにつながる階段(ライフプラン)を頭で考える
ライフプランがあっても失敗しちゃうこともある、てこと?
ライフプランがあるのに失敗、とならないためには?
立ててもそれをやり遂げることができなかったか、
おそらくこのどちらかじゃろうな。
まあ要するにライフプラン自体に原因があるか、自分自身に原因があるかじゃ。
ライフプラン自体に原因がある場合は、さっき言った急すぎて登れない坂道みたいな無茶な計画を立ててしまっておるようなケースじゃ。
自分自身に原因がある場合は、
こっちのほうが多いのかもしれんの。
- 失敗ケース①:ライフプラン自体に原因がある
- 無茶な計画を立ててしまう
- 失敗ケース②:自分自身に原因がある
- ハードルや誘惑に負けてしまう
なんかいい方法ないの??
あとで説明しよう。
二つ目の自分自身の原因のケース、問題はこっちのほうじゃ。
なんでそうなっちゃうの?
どれもライフプランにはないものじゃ。
すべてが計画どおりにいくというわけではないんじゃ。
自分が初めて実践することじゃとなおさらじゃな。
ほぼ100%そういった想定外のことが起こるじゃろう。
そういう想定外の壁にぶつかったとき、それに負けずにやり抜けるかどうか。
それが夢を叶えられるかどうかに大きく関わるんじゃ。
情熱は熱い気持ちのこと。
ある物事に向かう燃えるような気持ちや感情じゃな。
情熱があれば負けずにちゃんと続けられるってこと?
情熱というものにはものすごいパワーがあるんじゃ。
いってみれば、情熱は“強い意欲”じゃ。
強い意思と強い欲求が合わさったもの。
それが情熱なんじゃ。
情熱とは“強い意欲”のこと。
強い意思と強い欲求が合わさったもの。
強い意思と強い欲求。。?
たとえ話があったほうがわかりやすいじゃろう。
じゃあマナブの大好きな大好きな“勉強”にたとえてみよう。
ぼく勉強なんて好きなわけないじゃん!知ってるくせにもう!
じゃがこのたとえ話に必要じゃから改めて聞きたいんじゃ。
どうしてマナブは勉強が好きじゃないんじゃろう?
勉強が好きな人のほうがめずらしいでしょ。
子どもたちが勉強嫌いな理由。
それは“やらされ感”があるからじゃとわしは思うんじゃ。
自分の好きなゲームやアニメのことについてなら自分で調べたりはするじゃろう?
それ勉強って言わなくない?
ゲームは自ら進んで知識を得る。
でも勉強は“やらされ感”で知識を得る。
このちがいはなんじゃろう?
“好き”というのは心や本能が求めておる状態。
そのためなら自然とがんばれるんじゃ。
もう一つあるんじゃがわかるじゃろうか?
うーんと、うーんと。。。
だめだ、ちっともわかんないや。ギブ〜。
ねぇ答えは??
「こうしたい」
「こうなりたい」
という自分の目指す理想の状態や自分の夢を実現するために、自分が「これは必要なもの」と思えておるかどうか、じゃな。
必要と思っていればがんばれるし、
必要と思っていなければがんばれない。
そういうものなんじゃよ。
だってゲームで「絶対ここクリアしたい!」てなったらいっぱい聞いたり調べたりするからさ!
実は人間の脳はそういうふうにできておるんじゃ。
これは覚えなくていいんじゃが、脳の
つまり、目標を設定するとその目標に近づくための情報がおのずと集まる、ということじゃな。
じゃからどうしてもクリアしたいゲームがある場合、そのゲームのクリアのためにそれに関するアンテナが敏感になって、スマホを見てても何をしててもそのゲームの情報が無意識に目に留まるんじゃよ。
自分の“好きなもの”と自分の理想像に近づくために“必要なもの”。
この2つがあれば情熱を注いでがんばれるんじゃ。
これをうまく活かすんじゃ。
情熱を注ぐためには
・自分の“好きなもの”
・自分の理想像に近づくために“必要なもの”
が必要。
でもうまく活かすってどうやって?
好きなことは夢とごほうびに分ける
覚えておるかの?
あ。。。そういやハカセ言ってた!
“好きなこと”が入ってる理由は“ライフプラン”の話の時に話すって。
それが今日なんだね!
てことは“好きなこと”は仕事、てわけじゃないんだよね?
この前伝えたわしの結論、
好きなこと”と“得意なこと”の使い分け方じゃが、
“好きなこと”は自分の心を豊かにするものじゃから、自分のために使う
“得意なこと”は新しい価値を生み出すものじゃから、人のために使う
というのは変わっておらんからの。
“好きなこと”は自分の心を豊かにするものだから、自分のために使う
“得意なこと”は新しい価値を生み出すものだから、人のために使う
というのがいいと思っておる。
“好きなこと”は“夢”と“ごほうび”に分ける
“夢”と“ごほうび”に分ける?どゆこと??
好きなことをしたり、好きな人と一緒に過ごしたり。
自分の“好き”で溢れた世界。
でもそのためにはじゅうぶんな時間とお金が必要じゃ。
ごほうびというのは自分にとってのエネルギーの源。車ならガソリンじゃな。
美味しい食べ物だったり好きなミュージシャンのライブだったり。
こっちは少しの時間とお金があればできることじゃ。
でもさ、夢ってゴールじゃないの?
夢というゴールがあることが大事なんじゃ。
自分が描いた夢に向かって一歩一歩進んでいこう!というとき、どんな気持ちになるじゃろう?
夢は自分の“ワクワク”のために。
ごほうびは自分の“ドキドキ”と“やすらぎ”のために。
そうやって目的を分けるんじゃ。
夢は、自分の“ワクワク”のために使う。
ごほうびは、自分の“ドキドキ”と“やすらぎ”のために使う。
期待や希望といった、将来の楽しみによる胸の高鳴りじゃ。
今を生きるエネルギー、心の活力になる。
それに似ておるのが
ドキドキという気持ちじゃ。
興奮や緊張といった、新鮮な刺激による胸の高鳴りじゃな。
単調な状態から抜け出す、心の活性化につながるんじゃ。
この2つは心を生き生きさせるものじゃ。
いわば“心の栄養”じゃな。
- ワクワク
- 将来の楽しみによる胸の高鳴り(期待や希望など)
- 今を生きるエネルギーになる(心の活力)
- ドキドキ
- 新鮮な刺激による胸の高鳴り(興奮や緊張など)
- 単調な状態から脱却できる(心の活性化)
ワクワクとかドキドキってそんな大事なものだったんだ。
わしはワクワクとドキドキという気持ちは心を豊かにするために欠かせないと思っておる。
それを与えてくれるものは人生のスパイスになるじゃろう。
ただ、気をつけてほしいんじゃ。
この2つの気持ちはどちらも心を活発にさせるものじゃが、心は働きっぱなしだと疲れてしまうんじゃ。
心を休ませる役割となるのが“やすらぎ”じゃ。
まとめると
“ワクワク”は心の活力を生む“将来の楽しみ”。
“ドキドキ”は心の活性化を生む“新鮮な刺激”。
“やすらぎ”は活発な心の働きを休ませる“癒し”。
ということじゃな。
ワクワクは、心の活力を生む“将来の楽しみ”
ドキドキは、心の活性化を生む“新鮮な刺激”
やすらぎは、活発な心の働きを休ませる“癒し”
まず好きなことを夢とごほうびに分けるじゃろ。
夢を叶えるために
自分の力がいちばん発揮できる
才能を活かせるビジネスをする。
そのビジネスのモチベーションを
目標に見合ったごほうびを自分にあげるんじゃ。
志から生まれる強いモチベーションと
「これに全力を注ぐ!」という
情熱から生まれる強いモチベーション。
この2つが合わさるととてつもなく強固なモチベーションになる。
じゃからこそ、
自分が心から目指したいと思える夢を描き、
自分が自分の全てを注げると思えるビジネスで選ぶんじゃ。
- 志
- 自分を引っぱる力
- 情熱
- 自分を押し上げる力
ちょっと気になったんだけどさ、好きなこととかごほうびが生き方ピラミッドにないのはなんでなの?
生き方ピラミッドにごほうびがないのは、自分が描いた自分の生き方ピラミッドを実現するための燃料でしかないからじゃ。ごほうびは必要じゃが重要ではないんじゃ。
魅力的すぎるごほうびにしてしまうことじゃな。
なんなの!そのセンナンナントカってやつ!
先難後獲とは、大変なことは先に行い、ごほうびは後に得る、という意味じゃ。
つまり、目標を達成した後に、ごほうびを自分にあげる、ということじゃな。
ごほうびのことで頭がいっぱいになったり、
心地良すぎてそこから出たくなくなったり、
我慢できずに目標を達成する前にごほうびを手に入れたり
してしまうんじゃよ。
モチベーションを維持するどころか、モチベーションの邪魔になってしまうからの。
目安としては、気持ちの切り替えに支障がないくらいのごほうびがちょうどいいじゃろう。
たとえば、ごほうびの時間以外の時間にもごほうびのことが頭から離れなくなっていたら、それはごほうびが強すぎるじゃろうな。
大人でもそうなっちゃうってこと?
これには人間の“理性”と“本能”というものが関わるんじゃ。
理性と本能
聞いたことあるような気がするけどそれってなんだっけ?
簡単にいえば頭から生まれる“意識”のことじゃな。手動モードといえるじゃろう。
自分自身をコントロールするためにある。
賢さが武器なんじゃが、本能との真っ向勝負で力負けするのが難点。
“本能”のほうは、生存や
いわば体から生まれる“欲求”のことで、こっちは自動モードなんじゃ。
心と体の健康を保つためにあるんじゃ。
強さという武器があるんじゃが、目の前のごほうびを我慢できないのが難点じゃ。
- 理性とは
- 意思決定のための思考の働き
- いわば頭から生まれる意識(手動モード)
- 役割はコントロールすること
- メリットは賢さ、衝動を抑え合理的な判断ができる
- デメリットは本能と真っ向勝負すると力負けする
- 本能とは
- 生存や繁殖のための行動の働き
- いわば体から生まれる欲求(自動モード)
- 役割は心身の健康を保つこと
- メリットは強さ、ピンチになるほど強くなれる
- デメリットは目の前のごほうびを我慢できない
特に本能の強さはあなどっちゃいかんのじゃ。
たとえば「2週間寝ないでいられたら1億円あげよう」という話を持ちかけられたとしてもおそらく誰もできないじゃろう。それが本能の力なんじゃ。
本能というものは欲しいものが足りなくなればなるほどどんどん力が強くなる。
理性ではコントロールができなくなるんじゃ。
じゃから睡眠も食事も長いあいだ我慢することはできないものなんじゃよ。
ごほうびの話に戻そう。
ごほうびが欲しいのにまだ手に入れてない、という状態は本能の強さが生まれやすい。
「ごほうびのために目標までがんばろう!」と思える力がみなぎる。
じゃが、ごほうびが魅力的すぎると、「目標なんかより早くごほうびが欲しい!!」となり、理性のコントロールが効かなくなってしまうんじゃ。
だから大人でもなっちゃうんだ。
本能はライオンのような猛獣
理性はその飼い主
なんじゃ。
本能という猛獣を飼い慣らすことで豊かな人生を歩むことにつながると思うんじゃよ。
飼い慣らすってことは。。。
ライオンのほう、本能のほうに全部頑張ってもらうようにするってこと?
わしは理性と本能、両方とも上手に使うのが良いと思っておる。
理性という“意識”と本能という“欲求”。
この2つを合わせたのが“意欲”じゃ。
人生で“意欲”というものを何に注ぐかがとても大事なんじゃ。
あれ、似たようなことどっかで聞いた気が。。。
強い意思と強い欲求を合わせた強い意欲、それが情熱。
こっちは意識じゃなくて意思じゃがの。
情熱というものは、理性の賢さと本能の強さどちらも最大限に出し切って凄まじい力を生み出してくれるんじゃ。
情熱を持って夢に向かう活動で手ごたえも感じられるようになってくるとやればやるほどどんどんワクワクしてきて楽しくて仕方なくなってくる。
その頃にはもうごほうびはどうでもよくなってるかもしれんがの。
活動の成果や活動自体がごほうびに変わってるんじゃ。
それに勝るものはないじゃろう。
まずは本能を飼い慣らせるようになるところからじゃな。
本能自体のコントロールをする、というよりも、本能が欲する対象のほうをコントロールするんじゃ。
目に入らないようにする
手が届かないようにする
手に入れるまでの手間を設ける
手に入れられないように見張りをつける
手に入れられないようにロックをかける
という感じじゃな。
- 目に入らないようにする
- 手が届かないようにする
- 手に入れるまでの手間を設ける
- 手に入れられないように見張りをつける
- 手に入れられないようにロックをかける など
さっき言ったとおり、我慢させすぎた本能はコントロール不能になってしまうからの。
本能を定期的に自由に解放してあげる。
そうすることで常に理性がコントロールできる状態でいられるんじゃ。
要は、自分の人生において大事じゃないもの、ムダなものじゃな。
本当のムダとは?
大切に生きるためにあらかじめ要るものと要らないものを決めておく。
自分の人生になにが欠かせないもので、なにがムダなものか。
本当のムダとは何か、これが意外と難しいんじゃ。
ムダなものって要らないものとか使わないものって意味でしょ?
ゴミとかガラクタとかそういうものじゃないの?
それもムダなものにちがいないじゃろう。
じゃあ少し視点を変えよう。
マナブは映画や音楽は好きじゃろうか?
映画はそんなに観ないけどディズニーとかジブリとかなら!
では映画や音楽といったエンターテインメントは生きていく上で必要なものじゃろうか?
映画も音楽もゲームもアニメも漫画もお笑いもない世界じゃ。
学校に行って勉強してお風呂に入ってご飯を食べて寝る、そんな毎日の繰り返し。
その人生は楽しいじゃろうか?
でも必要かっていわれたら別になくてもいいものでしょ?
もちろんあったらうれしいけどさ。
“幸せに生きること”だ!
“幸せに生きること”。
人生はそのためにあるんじゃ。
食事も睡眠も勉強も、すべて“やらなきゃいけないこと”じゃ。
毎日そればっかりではなんのために生きておるのかわからなくなってしまうじゃろう。
エンターテインメントは心を豊かにするものじゃ。
そういうものこそ人生に必要なものなんじゃよ。
エンターテインメントは心を豊かにするもの
やらなきゃいけないこと(勉強、食事、睡眠など)ばかりではなんのために生きておるのかわからなくなる
エンターテインメントのような心を豊かにするものこそ人生に必要なもの
じゃあ本当のムダってなんなの?
それは自分の人生にとって“
投資・消費・浪費・空費
贅沢って自分のためのごほうびのことだよね。
ちょっと高い服を買ったり高級なレストランに行ったり。
じゃあさ、おんなじ贅沢でも計画があったら浪費って言わないの?
そうなんじゃ。
わしは
の4つに分けられると考えておる。
- 投資とは
- 未来につながるものに使う
- 将来的に大きなリターンを得るために時間・お金・労力を使う
- 使った時間・お金・労力より得られるリターンのほうが大きい
- 例:スキルアップ、お金やビジネスの勉強など
- 消費とは
- いま必要なものに使う
- 生活に欠かせないものを得るために時間・お金・労力を使う
- 使った時間・お金・労力と得られるリターンがほぼ同じ
- 例:食料品の購入、衣料品の購入など
- 浪費とは
- 計画性のないごほうびに使う
- 一時的な満足感を得るために衝動的に時間・お金・労力を使う
- 例:ブランド品の衝動買い、スマホゲームへの課金など
- 空費とは
- 計画性のあるごほうびに使う
- モチベーションの維持や精神的なリフレッシュのために計画的に時間・お金・労力を使う
- 例:目標達成したごほうびの旅行、大切な人との外食の予定など
じゃから逆にいえば浪費は計画的に取り入れることができれば空費に変えられるということじゃな。
この中でできるだけ小さく小さくおさえたいものが二つある。
どれじゃと思う?
もうひとつはどれだろう。。。空費とか?
だって消費って食べることとか寝ることとかも入るんでしょ?
食べる量を減らしたり寝る時間を短くしたりするの?
消費は欠かせないものじゃ。必要最低限はなきゃいけない。
いまマナブが言った食事と睡眠でいうなら
質の良い食事、質の良い睡眠を摂ることなんじゃ。
そうすることで余計に時間やお金を使わずに済むんじゃ。
質の悪い食事じゃといくら食べて食べ足りないと感じる。
要するに質が悪いものばかりじゃと、そのぶんたくさんの量が欲しくなるんじゃ。
時間もお金もいっぱい消費してしまうんじゃよ。
これがいちばんじゃな。
ゼロにすればいいってこと?
だってムダなものなんでしょ?
じゃが、浪費は本能からくるものじゃ。
ストレスを溜めないように、もしくは溜まったストレスを発散するために浪費をしたくなっておる可能性が高い。
それをムリにおさえつけようとするとかえってストレスが溜まっていつか耐えきれず本能が暴走してしまうんじゃ。
その範囲内ならやってもいいことにする。
たとえば衝動買いしたいときは衝動買いをする、ということじゃな。
ガマンしすぎない、ストレスを溜めない、ということが大事なんじゃ。
たしかに「ちょっとなら浪費していい」て言われるほうが気が楽かも!
なんかそのほうがぼくにも出来そうな気がするから!
自分ができそうもない計画を立てちゃいかんからの。
つまりじゃな、
時間なら予定、お金なら予算。
そういったものを
投資(未来につながること)
消費(やらなきゃいけないこと)
空費(計画のある贅沢)
の3つに分けてみるんじゃ。
これらに当てはまらないものはすべて浪費じゃ。
“浪費”と“消費”を最小限にして、“空費”と“投資”を最大限にするように計画するんじゃ。
自分の予定・予算を
・投資(未来につながること)
・消費(やらなきゃいけないこと)
・空費(計画のある贅沢)
の3つに分ける。
これ以外はすべて浪費とする。
“浪費”と“消費”を最小化して
“空費”と“投資”を最大化するように計画する
いちばん大事なのは投資ってことでしょ?
てことは投資を最初にやればいいんだよね?
というのも重要な順と優先する順がちがうんじゃよ。
“重要度”は
空費⇒投資⇒消費
でも“優先度”は
消費⇒投資⇒空費
となる。
消費は重要じゃないのにそこを最初にやんなきゃいけないんだね。
じゃからこそ計画というものを立てておくことが大事なんじゃよ。
どういう順番で、何に、どれくらい時間をかけるか、と決めておくんじゃ。
ハカセがすすめるライフプランの作り方
さっき言ってたハカセおすすめのやり方もう教えてよー
わしがおすすめするのは
ぜんぜん聞いたことないなー
知らなくて当然じゃよ。わしが考えたからの。
どういうものなの?
と説明しようと思ったんじゃが百聞は一見にしかずじゃ。
まずこれを見てほしいんじゃ。
- A・・・夢
B・・・ビジネス
C・・・生活
D・・・体験
E・・・ごほうび
- 12歳〜18歳
- 18歳〜24歳
- 24歳〜30歳
- 30歳〜36歳
- 36歳〜42歳
- 42歳〜48歳
- 48歳〜54歳
- 54歳〜60歳
- 60歳〜66歳
- 66歳〜72歳
この表のとおり説明じゃと
縦の列がライフスタイルで
横の列がライフステージじゃな。
まず
A:夢
B:ビジネス
C:生活
D:体験
E:ごほうび
という5つのライフステージに分けるんじゃ。
これが縦の列じゃな。
そして
12歳〜18歳、18歳〜24歳。。
というように人生を6歳ごとに区切った10個のライフステージに分ける。
こっちが横の列じゃ。
つまり
5つのライフスタイルを10個のライフステージで計画を立てる、
それが5×10プランニングなんじゃ。
なんかゲームの設定画面みたい!
壮年期(24〜42歳)と中年期(42〜60歳)が真ん中にあるじゃろ?
つまり、24〜60歳が人生のど真ん中じゃ。
その期間をいちばん充実するように計画を立てるんじゃ。
もちろん急すぎずゆるやかすぎない坂道になるようにじゃな。
「これなら達成できそう!」と自分が思えるスケジュール感で計画を立てる。
でも進んでいくと新しく気づくことがあるからその都度調整するんじゃ。
人生のど真ん中を充実できるように準備するんじゃ。
このライフプランもその準備のひとつなんじゃ。
いま横のほう数えたら10個よりもっと多いよ?
ハカセまちがっちゃった?
5×10プランニングは12歳から72歳までの計画なんじゃ。
12歳から始まっておる理由は小学校高学年から中学3年生くらいまでに作るのが早すぎず遅すぎないタイミングと思うんじゃ。
もちろんいつから作り始めてもいいんじゃがの。
72歳までと寿命より少し早いのは健康寿命で考えておるからじゃ。
健康寿命というのは体が健康で問題なく日常生活を送れる年齢のことじゃ。
いま人生100年時代といわれておるからもしかしたら今より健康寿命も延びるじゃろうがの。
10個のライフステージは
①種選び・土づくり・種まき
②成長
③成熟
④収穫
と大きく4つに分けられるんじゃ。
植物を育てるイメージじゃな。
- 種選び・土づくり・種まき
- 成長
- 成熟
- 収穫
人生を豊かにするためには自分の“才能”が大きく関わっておる。
自分の才能を使って新しい価値を生み
世の中の役に立つ仕事をする。
それとともに自分自身も夢へと近づいていく。
そういう生き方がわしはいちばん良いと思っておる。
この5×10プランニングはそのためのものなんじゃ。
なんか素敵な生き方だね!人のためにも自分のためになるもんね!
マナブはこのライフステージの中でどのあたりがいちばん大事じゃと思う?
36歳から42歳とか、42歳から48歳とかかなって!
わしの考えとしては、
12歳から24歳がとても大事じゃと思っておる。
4つに分けた大きなステージの中じゃと
①種選び・土づくり・種まき
じゃな。
自分にとっての
才能を知り、
才能を育てる環境を作り、
才能を育て始める、
そういう時期じゃ。
それをしないことには始まらないと思うんじゃ。
12歳から24歳のあいだって。。。ちょうどぼくの年齢だ。
じゃからマナブのその年齢にこうやってマナブの人生のお手伝いをできることがわしもうれしいんじゃよ。
マナブの人生が少しでも豊かになってほしいからの。
多くの人はCの生活とEのごほうびだけになっておるはずじゃ。
5つのライフスタイルの順番としては
①C. 生活
②E. ごほうび
③B. ビジネス
④D. 体験
⑤A. 夢
の順でクリアしていくのがいいと思っておる。
13歳、つまり中学1年生からBのビジネスに入るイメージじゃな。
それに、仕事って大人になったら“やらなきゃいけないこと”だからCの生活じゃないの?
自分の才能を育てる“自己投資”
自分の才能を活かす“自分のビジネス”
それがBのビジネスなんじゃ。
自分の才能を育てる“自己投資”
自分の才能を活かす“自分のビジネス”
わかりやすくいえば
やりたくないけど生活のためにやってるならCの生活、
やりがいを持ってワクワクしてやれてるならBのビジネス、
てところじゃろうな。
。。。まあ厳密にはちょっとちがうんじゃがの。
ちゃんと教えてよー!ぼくもがんばって聞いて覚えるからさ!
シンプルなほうがわかりやすいかと思っての。
じゃあ正確なことを教えよう。
Cの生活とBのビジネスのちがいは
努力をどこに積み重ねるかじゃ。
わしは
“人の畑じゃなく自分の畑を育てる”
と表現しておる。
畑というのは“自分の努力の積み重ねを注ぐ場所”じゃとイメージしてほしい。
人の畑ならCの生活、
自分の畑ならBのビジネス、
わしはそう分けておる。
人の作品か、自分の作品か。
人の活動か、自分の活動か。
人の仕事か、自分の仕事か。
人の会社か、自分の会社か。
だれが
“畑”とは“自分の努力の積み重ねを注ぐ場所”。
その畑の持ち主が他の人なのか、自分なのか。
人の畑ならCの生活となり、自分の畑ならBのビジネスとなる。
自分の持ち物か、だれかの持ち物か。
自分の努力を積み重ねる対象がだれかの持ち物だった場合、
自分がどれだけ頑張ったとしても
その人から「やっぱやめた」と言われてしまったり、
そこの畑のお手伝いから自分が抜けしまったりすると
自分の努力の積み重ねが自分の手もとに残らないんじゃ。
じゃからこそそうならないようにBのビジネスにステップアップしてほしいんじゃ。
Bのビジネスの仕事なら自分の畑じゃ。
努力すれば努力するほどその後の自分の人生を支えてくれるものになる。
Bのビジネスが軌道に乗ったらDの体験へと進むんじゃ。
いろんな新しいことを体験したり、会ったことない人に会ってみたりする。
心の新陳代謝をして常に若々しい新鮮な気持ちでいられるじゃろう。
常に新しいことをして失敗し続けることで失敗に耐性がつくというのもあるじゃろうな。
そして最後にAの夢、いちばんなりたい自分になるんじゃ。
- ライフプランってなに?
- 夢というゴールまでの道順(人生の計画)
- ライフプランはなんのために必要なの?
- ライフプランは夢を叶いやすくするため
- ライフプランはどんなイメージで作るの?
- ワクワクできるゴール(夢)を心で決めて、そのゴールに行ける道(ライフプラン)を頭で決めるイメージ
- 理性とは?本能とは?
- 本能とは体の欲求(自動モード)
- 理性とは頭の意識(手動モード)
- ライフプランがあるのに失敗してしまうケースは?
- ライフプランに問題がある場合→無茶な計画を立ててしまう
- 自分自身に問題がある場合→ハードルや誘惑に負けてしまう
- 本当のムダとは?
- 浪費(計画のない贅沢)が本当のムダ
- ハカセがすすめるライフプランの作り方とは?
- 5×10プランニングを使ってライフプランを立てる
人生のマジックアワー
マジックアワーというものは知っておるかの?
魔法の時間ってこと?
マジックアワーというのは日の出前と日の入り後のほんの数十分間だけ、太陽の見えない空が幻想的なグラデーションを見せる時間のことじゃ。
ほれ、この写真のような空が見られる時間じゃな。
1日の1時間は人生の3年分の計算じゃな。
そうすると24時はちょうど健康寿命の72歳じゃ。
人生にもマジックアワーがあると思うんじゃ。
人生の中で美しく移り変わる時期じゃ。
一度目のマジックアワーは
自分の人生の作り始める時期。
青年期前半(13~20歳)のあいだの1、2年間じゃ。
二度目のマジックアワーは
次の世代へバトンを渡し始める時期。
中年期後半(50~57歳)のあいだの1、2年間じゃな。
まあわしの空想でしかないたわごとなんじゃがの。
だってそういうの聞くの楽しいもん。
じゃあまたそういうものが浮かんだら聞いてくれるかの。
マナブの不安
ぼく大人になることも社会人になることも不安なんだ。。。。
だって子どものままでいたほうが気楽だし楽しいんじゃないかって思っちゃって。
大人になる不安
人間は未知のものが怖いと感じるようにできておる。
じゃから見たこともないもの・経験したこともないことに不安を感じるのはなんにも不思議なことじゃないよ。あたりまえのことじゃ。
マナブが初めて自分の夢を教えてくれた日。
マナブはなりたくない大人像を
“大変そうで、楽しくなさそうで、いつも疲れてる大人”
じゃと教えてくれた。
覚えておるかの?
やらなきゃいけないことだけじゃと
水の中にいる状態、つまり息苦しさがあるんじゃ。
ゲームとかアニメとか、そういう自分へのごほうびでなんとかその水の中から顔を出すことができる。
じゃが、もし自分が苦手な仕事ややりたくない仕事じゃとストレスが溜まりやすい。
その分自分へのごほうびがいっぱい必要になるんじゃ。
仕事の量に対してたくさんのごほうびの量が必要じゃと、お金や時間を浪費に使ってしまいやすくなるんじゃよ。
要は仕事をいくら頑張ってもほとんど浪費に消えてしまう。
お金も貯まらないし自由な時間も作れない、という悪循環に入ってしまうんじゃ。負のスパイラルともいう。
そうなるといつも楽しくなさそうでいつも疲れた顔になってしまう。
マナブの“なりたくない大人”はこういう人たちなんじゃろう。
だめなことをずっと繰り返しちゃう、てことでしょ。
そんなの怖すぎるよ。絶対そうなりたくない。
どうすればいいの?
夢へとつづく道を描くんじゃ。
自分自身のことをよく知った上で
自分がどうなりたいか・どうありたいかという理想像、
つまり“自分の夢”を描く。それが自分のゴールじゃ。
そして、夢というゴールから現在地までの道を描く、それこそがライフプランじゃ。
ライフプランのとおり進めることができれば、
生活(やらなきゃいけないこと)と
ごほうび(心と体のエネルギー補充)のループから抜け出して、
ビジネス(才能を育てる・才能を活かす)、
体験(初めての体験・人との出会い)とステップアップしていき、
夢(理想の自分)というゴールにたどり着けるんじゃ。
「崖から落ちるかもしれない」
「突然クマに襲われるかもしれない」
と思ってしまう。
そのままじゃと不安は消えないんじゃ。
ライフプランというのは、道を一本くっきりはっきりと決めることじゃ。
進みたい道がライトで照らしたようにしっかり見える。
その先に待ち構えるハードルやトラブルなんかも見えてくるじゃろう。
そうなるとそれらに対して事前に心構えや対策という準備もしやすくなるんじゃよ。
見えたら危ない場所とかもすぐわかるもんね!
冒険みたいで楽しそう!
そういう意味じゃ人生は冒険みたいなものかもしれんの。
いろんなワクワクが待っておるからの。
人生ってゲームよりワクワクする?
わしはマナブに“本当の充実”を知ってほしいんじゃよ。
マナブはゲームが大好きじゃと思うんじゃが、実はこう見えてわしもゲームにどっぷりハマった時期があるんじゃ。
時間も忘れて食事や睡眠の時間も惜しんで何時間も没頭したときもあった。
ゲームはすごく楽しい。
じゃからマナブの気持ちはよくわかるんじゃ。
でも「なんでこんなに楽しいんだろ?」てあるとき考えてみたんじゃ。
ゲームが楽しいのは1の努力に1の成果が得られるからじゃと思ったんじゃ。
ゲームの中で頑張ると、
経験値やレベルといった数字が上がってくれるし、
気持ちいい効果音や綺麗なグラフィックを出してくれる。
要は、ゲームの中は努力を成果に簡単に変えられるんじゃ。
でも現実世界じゃと“成果”というものはそんな簡単に手に入らない。
じゃから簡単に成果が得られるゲームの世界に入り浸りたくなる、と気づいたんじゃよ。
ゲーム自体が決して悪いものじゃない。
じゃが、本能に身を任せて無計画にゲームを楽しんでばかりいるといつの間にか不幸な人生を歩んでしまう。
活動のための意欲もエネルギーも全部そこで使ってしまうからじゃ。
このぼくたちがいるリアルな世界だったら、1の努力に1の成果を得るのはできないってこと?
自分の才能を活かして人の役に立つこと。
それこそが“本当の充実”じゃ。
それってさっきの。。。
Bのビジネスのことじゃ。
自分のビジネスは自分の得意を活かして人に喜んでもらえて、対価がもらえて、社会貢献にもなる。
今まで味わったことないような充実感が得られるじゃろう。
自分が楽しくなるためのゲームより、人を幸せにするビジネスのほうが大きな手ごたえが得られるしワクワクするんじゃよ。人を笑顔にできるからの。
それに頑張った分だけお金という数字で表れるから、もしかしたらお金を稼ぐことがレベルを上げることのようにも思えるかもしれんの。
でもビジネスでお金稼ぐのハマっちゃたらどうしよ。
ビジネスというのは“相手を喜ばせること”じゃ。
ビジネスで稼いだお金は“喜んでもらった分の価値”じゃからの。
それに経済を回すことになるから社会にも貢献することになる。
良い影響しかないんじゃよ。
お金は人生に欠かせないものじゃからの。
じゃが、お金そのものが大事なわけではないと思うんじゃ。これはあくまでわしの考えなんじゃがの。
お金が大事である最大の理由は“選べること”じゃと思っておる。
お金がないとどうなるか。
食べ物が選べない。
住まいが選べない。
着る服が選べない。
聴く音楽が選べない。
選べないと不幸になりやすいじゃろう。
マナブやいまの子たちの未来は明るい。
ワクワクすることがたくさん待っておる。
それにこの時代には自分の弱みを補ってくれるツールも強みを活かしてくれるツールも山ほどあるんじゃ。
こないだ「自信が湧いてきた」と言ってくれたじゃろう。
いま必要なのはその“自信”だけじゃ。
つまり“自分を信じること”。
それさえあればなんだってできる。
そのことに気づいてほしいんじゃよ。
どんなことがあっても自分を信じるのだけは忘れないようにする!
学びとは気づくこと
自分自身に本気で向き合うことができれば人はいつからだって変わることができる。
“何歳からだって人は変われる”ということじゃ。
わしは40歳くらいに気づけた。
「いま進んでいる道は幸せになる道じゃない、
自分が幸せになる道は
ダサくても、まちがっても、みっともなくても
自分の個性を活かして自分らしく生きる道なんだ」と。
そう気づいたときに
「“もう”40歳だから」と思うか
「“まだ”40歳だから」と思うかで
その後の人生が大きく変わると思うんじゃ。
どんなときでも「“まだ”やれることはある」と思うようにしてほしい。何歳になってもな。
気づいたタイミングがどれだけ遅くても、その瞬間から自分らしい人生を歩んだほうがいい。
そのほうがまちがいなく幸せになれる。そうなるためのライフプランを作るんじゃ。
じゃから「できない」とか「無理」とか、自分自身で自分の可能性をなくさないでほしいんじゃよ。
やれることなんて探せばいくらでもあるんじゃ。
年齢を重ねれば重ねるほど、自分のプライドだったり世間の目だったりが邪魔をしてしまって、失敗・まちがい・負けなんかが怖くなったり恥ずかしくなったりする。
そうやって挑戦することができなくなるとどうなるか。
もうそこから成長することも成功することも難しくなってしまう。
ワクワクすることもドキドキすることもなくなっていってしまうじゃろう。
じゃあ楽しくない人生になっちゃうってことじゃん!
ライフプランにあるBのビジネスとDの体験はそうならないようにしてくれるものなんじゃがの。
マナブ自身も新しいこと・未経験のこと・前代未聞のことに常に挑戦やトライする気持ちを持ち続けてほしい。
うん、わかった!おじいちゃんになっても新しいこと挑戦する!
気づくのが早いほど夢は叶いやすい
じゃがもし大きな夢を持っておるのなら、気づくのが早ければ早いほどいいに越したことはない。
遅ければ遅いほどそれが実現できる確率が低くなってしまうからじゃ。
坂道がどんどん急になってしまうということじゃな。
早く気づいて、
早く行動し始めて、
早くたくさんの失敗をする。
遠回りなようじゃがこれがいちばん実現しやすいじゃろう。
早く行動し始めて、
早くたくさんの失敗をする。。。
失敗はたくさんしていいの?
ふつう少ないほうがいいじゃん。学校のテストとかさ!
じゃが、大きな夢を目指す、新しいことにトライする、誰も成し遂げたことのないことに挑戦する、というときは失敗を経験したほうがいい。
失敗というものは、「この道は正しくない」という“気づき”を与えてくれるものじゃからじゃ。
この道が正しくないと教えてくれる“気づき”。。?
じゃがわしは、知識を得ることが“学び”ではない、と思うんじゃ。
知識をたくさん得ること、というより、今まで気づかなかったことに気づくこと。
これこそ本当の“学び”じゃと思うんじゃ。
じゃからわしに言わせりゃ“失敗”も“学び”の一つなんじゃよ。
“失敗”も“学び”の一つ。。。。
気づいた瞬間というのは、未熟な過去の自分から成長した新しい自分に生まれ変わるための“チャンス”を手に入れた状態といえるじゃろう。
そこから考えたり行動したりかどうか、
生まれ変わるかどうかは自分次第なんじゃ。
ひとつひとつの気づきに目を背けずに向き合って一歩一歩前に進んでいこう。
だってちゃんと成長したいから!ぼくがんばる!
まとめ
今日のテーマは“ライフプラン”について。
マナブは以前ハカセから教えてもらったとおり「ライフプランは夢というゴールまでの道順で、夢を叶いやすくするためのものでしょ」と得意げに言って、ハカセを驚かせた。
いまいちライフプランをどう作るのかイメージが湧かなかったマナブは、ハカセから「ゴール(夢)を心で描き、道順(ライフプラン)を頭で描くのが良い」と教えてもらった。
人生の時間には限りがあるから、自分にとっての“本当のムダ”をなくすことが大事。
でも「映画や音楽などの“エンタメ”=“本当のムダ”というわけではない」とハカセは言う。
ハカセ言うには、本当のムダとは“浪費”のこと。
- 投資
- 消費
- 浪費
- 空費
ゴール(夢)までの道順(ライフプラン)は「“浪費”と“消費”を最小限にして、“空費”と“投資”を最大限にする」という作り方がハカセの結論だという。
そういうライフプランを作るためにハカセが考案したのが“5×10プランニング”。
5つのライフスタイルと10個のライフステージにブロック分けして作る方法。
10個のライフステージは大きく分けると以下の4つにまとめられる。
- 種選び・土づくり・種まき
- 成長
- 成熟
- 収穫
ハカセの考えとしては、「“種選び・土づくり・種まき”が最も大事、その期間は自分の才能を知り、才能を育てる環境を作り、才能を育て始める期間、それをしないことには始まらないから」だと言う。
マナブにはそこはかとない不安があった。「子どものままでいたほうが楽しいんじゃないか」と。
ハカセが言うには、自分の才能を活かしたビジネスはゲームのように楽しいものだと言う。
ビジネスはゲームのレベルのようにお金が稼ぐことができるし、才能を活かせると1の努力に1の成果が得られて手ごたえを感じられるから。
ハカセいわく「“学び”とは“気づくこと”」
“気づき”は未熟な自分から成長した自分に生まれ変わるための“チャンス”。
気づいた瞬間がこれからの人生の中で一番若い、生まれ変わるかどうかは自分次第。
そうマナブに告げた。
マナブはひとつひとつの“気づき”に目を背けず成長をしていくことをハカセに誓った。